「石に灸」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
石に灸
「石に針」ともいう。
【読み方】
いしにきゅう
【意味】
効果や反応が何もないこと。
ほんまにな、石に灸なんてしても、石があたたまるわけでもないし、何も変わらへんもんな。
これは、「どうにもならない」ってことやな。せっかく行動しても、全然効果が出ないときに使う表現やな。ちょっとイラッとするけど、そんな時もあるんやろうな。
【語源・由来】
石に灸をすえても焼け付かず何の効果もないことから。
【類義語】
・泥に灸
・蛙の面に水
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「石に灸」の解説
カンタン!解説
「石に灸」っていうことわざはね、全く効果がない、意味のない行動を指すんだよ。
考えてみてね。普通、灸(きゅう)っていうのは体につけて痛みを和らげたり、体調を整えるために使うものだよね。でも、石に灸をすえても、石は何も感じないし、状態も全く変わらないよね。だから、「石に灸」は効果のない行動、何のためにやっているのかわからないようなことを表すんだ。
例えば、テスト前に知識を詰め込むために一晩中勉強したとしても、その内容をちゃんと理解していなかったら、結局テストの点数は上がらないよね。それはまさに「石に灸」の状況だよ。
このことわざから学べるのは、行動には意味や目的が必要で、ただ行動するだけでは意味がないってことだね。ちゃんと目的を持って行動しよう!
「石に灸」の使い方
あれほど注意したのに。
ごめんね。せっかく忠告してもらったのに。
石に灸ね。
そう言わず、これからもよろしく頼むよ。
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「石に灸」の例文
- 彼に何を言っても石に灸だ。
- どんな助言も、人の言うことに耳を貸さないあの人には石に灸です。
- 自分が正義と思い込んでいる彼には石に灸だろうな。
- 彼は批判されようが抗議されようが石に灸だ。
- 懸命に働きかけているんだが、石に灸で反応がない。
これは、実際に石に灸をすえても何の変化も起こらないことから来ているんだよ。