「葦巣の悔い」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
葦巣の悔い
【読み方】
いそうのくい
【意味】
落ち着く場所がない不安や寄る辺のない心細さのたとえ。しっかりした頼るべきものがないと身を守ることが難しいたとえ。


水辺の葦で巣を作った鳥が、風や水のせいでいつもピンチにさらされてるみたいな感じやな。これは、住む場所の安定性の大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
水辺の草の中に住んでいる鳥が、巣が常に揺れて不安を感じる意から。
【出典】
「荀子」
【類義語】
・葦末の巣
・鳰の浮き巣
「葦巣の悔い」の解説
「葦巣の悔い」っていうことわざは、自分の家や場所が安定していないから、いつも心配している、という意味だよ。
例えばね、鳥が川辺の葦の上に巣を作ることを想像してみて。そこは水も風も直接当たる場所だから、いつでも大きな波が来たり、強い風が吹いてきたりすると、巣が壊れてしまうかもしれないんだ。それで、その鳥はいつも心配しているというわけ。
それと同じように、自分の住む場所や生活が不安定だと、いつ何が起こるかわからないから、常に心配しているんだよね。それが「葦巣の悔い」っていうことわざの意味なんだ。
だから、このことわざは「安定した生活を送ることが大切」と教えてくれるんだよね。
「葦巣の悔い」の使い方




「葦巣の悔い」の例文
- 転勤が多いと強く葦巣の悔いを感じる。
- 今まで後ろ盾があったから思うがままできたのだが、それがない今葦巣の悔いだ。
- 監督不在の試合は、葦巣の悔いでいっぱいだ。
- 新しいクラスでは葦巣の悔いがあったが、じきに友人ができ払拭された。
- 世界は常に動いているから、葦巣の悔いはしょうがない。























