「一日の計は朝にあり」の意味(出典・類義語・英語)
【ことわざ】
一日の計は朝にあり
【読み方】
いちにちのけいはあさにあり
【意味】
一日の計画は一日のはじめである朝のうちに立てるべきである。一年の計は元旦にあり。
朝早くからちゃんと計画を立てて行動すれば、一日がうまくいく可能性が上がるんやな。朝寝坊せんで、しっかりと計画を立てることが大切やな。それが、一日をうまく進めるコツやな。
【出典】
「月令広義(げつりょうこうぎ)にある「一日の計は晨(あした)にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」から。
【類義語】
・一年の計は元旦にあり
・一生の計は少壮の時にあり
【英語】
New Year’s Day is the key of the year.
「一日の計は朝にあり」の解説
「一日の計は朝にあり」っていうことわざは、一日の予定や計画は早朝にしっかりと立てるべきだ、っていう意味だよ。
たとえばね、学校の授業や、部活の練習、そして宿題をする時間など、その日にやるべきことを朝になると、それぞれ何時に何をするか、時間を決めて計画を立てるんだよ。
このことわざは、物事をうまく進めるためには計画を早いうちに立てることが大切だと教えてくれているんだ。「一日の計は朝にあり」というのは、その日の始まり、つまり朝に全ての計画を立てることで、その日を効率良く過ごすことができるという考え方を示しているんだよ。
だから、「一日の計は朝にあり」っていうのは、ちゃんと計画を立てて、その計画に沿って行動することが大切だって教えてくれているんだね。
「一日の計は朝にあり」の使い方
「一日の計は朝にあり」の例文
- 皆さんおはようございます。今日も一日頑張りましょう。一日の計は朝にあり、ひとりひとりが目標を持って何か得るようにして下さい。
- 今年は我が社にとって大切な年となります。一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にありといいます。しっかりビジョンをもって頑張っていきましょう。
- なんとなく生活がだらけている時、早起きして今日何をするか、何事でもいいので決めます。一日の計は朝にあり、少し気分が高揚します。
- 一日の計は朝にあり、自分で決めた目標があれば充実した日々が過ごせます。
まとめ
いうは簡単で行うは難しです。一日の計は朝にありと実行するにはよほどしっかりした自覚がなくてはできません。会社などで強制される場合は簡単ですが、自らを厳しく律するのは容易ではありませんね。さて余談ですが、「月令広義」には、七夕(たなばた)の織姫(おりひめ)と牽牛(けんぎゅう)の原型のお話や「花咲か爺(はなさかじいさん)」の原典と考えられるお話など日本にとって身近なことわざやお話が多くあることをご紹介しておきます。