「川越して宿を取れ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
川越して宿を取れ
【読み方】
かわこしてやどをとれ
【意味】
先のことを考えて事前に対策を立てておくべきだということ。するべきことは後回しにしてはいけないということ。
なるほどな。それは「先にしっかり計画しとけ」や「問題があったらすぐに対応しとけ」ってことやな。
例えば、遠出する前に宿をちゃんと予約しといたり、困ってることがあったら先送りにせんで、すぐに片付けといた方がええってことやね。安心して次のステップに進むために、やっぱり準備は大事やな。
【語源・由来】
旅行中の宿は渡れるうちに川を渡ってから取れという意から。
【類義語】
・川を前に控えて宿るな
・今日できることを明日に延ばすな
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「川越して宿を取れ」の解説
カンタン!解説
「川越して宿を取れ」っていう言葉は、先に難しいことや大事なことを片付けて、後で安心して休むっていう意味なんだよ。
昔の話をすると、大きな川の近くにはね、橋がなかったんだ。そうすると、急に大雨が降ったりすると、川を渡ることができなくなっちゃうことがあったんだよ。そんな時、前もって宿を取ってしまったら、川の向こう側に行けずに大変なことになっちゃうから、川を渡った後で、ちゃんと安全なところで宿を探すってことが大切だったんだ。
だから、この言葉は「先に困難なことを片付けて、後でゆっくりしよう!」っていう感じで使われるんだよ。何事も計画的に、ちゃんと順番にやることの大切さを教えてくれる言葉なんだね。
「川越して宿を取れ」の使い方
健太くん。宿題は終わったの?
あとでやるよ。
川越して宿を取れよ。後回しにしない方が良いわ。
後回しにすると面倒になるかもしれないね。やっておくか…。
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「川越して宿を取れ」の例文
- 川越して宿を取れを守っておいてよかった。後回しにしていたら取り返しのつかないことになっていた。
- 「行き当たりばったりでいいよ」という健太くんの言葉を無視して、川越して宿を取ったおかげで不測の事態に対応できた。
- 防災の準備は後回しになりがちだが、川越して宿を取れという。思い立ったが吉日で、すぐにでも準備した方がいい。
- 川越して宿を取ったほうが安心でストレスを感じずに済む。
- 今日できることを明日に伸ばすと明日も明後日もできず、4日分の仕事をしなければいけなくなる。川越して宿を取れの精神で後回しにはしない。
さらに、困難なことや問題を先延ばしにせず、しっかりと対処するべきだとも言っているんだ。