「蚊がうすづけば雨が降る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
蚊がうすづけば雨が降る
【読み方】
かがうすづけばあめがふる
【意味】
蚊の群れが、臼をつくようにさかんに上下するのは雨の前兆であるということ。
昔の人たちは、こんなちっちゃな動きからも自然を読み取ることができたんやね。今でもこんなことわざで、自然の知恵が残ってるんやな。おもしろいことや、これは!
【語源・由来】
蚊の群れが、臼をつくように上下すると雨が降ると言われている。科学的根拠は不明。
【類義語】
・ウンカのもちつきは雨
「蚊がうすづけば雨が降る」の解説
「蚊がうすづけば雨が降る」っていう言葉、初めて聞いたときはちょっとわかりにくいかもしれないよね。でも、このことわざは天気の変化と蚊の行動の関係を教えてくれるものなんだ。
このことわざは、蚊がたくさん集まって上下に忙しく動くと、それは雨が降る前触れだっていうことを言っているんだよ。「うすづく」とは、古い日本語で「臼をつく」という意味。臼っていうのは、お米をついておもちにするときに使う大きな道具のこと。おもちをつくとき、杵(きね)っていう棒を上下に動かすじゃない?その動きが、蚊たちが集まって忙しく飛び跳ねる様子に似てるんだ。
なので、夏の日に外で遊んでいて、蚊たちが普段よりも多くて、特に上下に動き回っているのを見たら、それは雨が近くに来ているかもしれないっていうサインなんだよ。
このようなことわざは、昔の人々が自然をよく観察して、天気の変化や生き物の行動の関係を学んできた結果、生まれた知恵の一つなんだね。今は天気予報で明日の天気がわかるけど、昔の人々はこのような自然のサインを頼りにしていたんだよ。
「蚊がうすづけば雨が降る」の使い方
「蚊がうすづけば雨が降る」の例文
- 蚊がうすづけば雨が降るという、傘は持っていってね。
- 蚊がうすづけば雨が降るといわれるから、買い物を早めに終わらせよう。
- 蚊がうすづけば雨が降るという、今日の写生大会はなくなるな。
- 蚊がうすづけば雨が降るというが、まだ降らなそうだ。
- 蚊がうすづけば雨が降るというけど、虫のセンサーはすごい。
これは自然の中の現象を観察して、気象を予測する古い知恵なんだよ。