「嬶天下に空っ風」の意味
【ことわざ】
嬶天下に空っ風
【読み方】
かかあでんかにからっかぜ
【意味】
上州(群馬県)名物といわれる嬶天下とからっ風を並べたことば。
「嬶天下」は、夫より妻の発言権が強いこと。「空っ風」は、雨や風を伴わない乾燥した強風。
「嬶天下」と「からっ風」は、群馬県(上州)の名物として知られている言葉で、上州人の特有の気質や風土性を表しているんだよ。
ええ、そうなんや!「嬶天下」って、女性が家庭をしっかり支えてるってことやね。そして、「からっ風」は、あの地域の乾いた風を表してるんやな。
それら二つの言葉で、上州の人たちの性格や暮らしの様子がよう分かるわ。地域ごとにこんな特徴的な言葉があるんやね、おもしろいなぁ。
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「嬶天下に空っ風」の解説
カンタン!解説
「嬶天下にからっ風」ということわざは、ちょっと特別で、日本の群馬県に関連する言葉なんだよ。小学生の君たちにもわかりやすく説明してみるね。
群馬県(昔は上州とも呼ばれた)は、風が強くて乾燥していることから「からっ風」として知られているよ。そして、「嬶天下」は、群馬県の人々がしっかり者で、女性が特に家庭を支える力強い性格であることを表しているんだ。
このことわざでは、これら二つの特徴を並べて、群馬県の気質や風土を表しているんだよ。つまり、群馬県の人々は、風のように堅実でしっかりしている、という意味が込められているんだね。
例えば、この地域の人たちがどうしてもやり遂げたいことがあれば、強い風に負けずに進んでいくように、困難に負けずに目標に向かって努力するという性格を持っていると言われているよ。
このような地域に特有の言葉は、その土地の文化や人々の性格を深く理解する手がかりにもなるから、他の地域にもこんな言葉があるかもしれないね。興味があれば、他の地域のことわざも調べてみると楽しいかもしれないよ!
「嬶天下に空っ風」の使い方
健太くんのお兄さんが結婚するのね。
そうなんだ。群馬県の人だよ。
上州名物嬶天下に空っ風ね。
働き者のいい人だよ。結婚するなら群馬県民がいいね。
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「嬶天下に空っ風」の例文
- 夏は暑いが、嬶天下に空っ風で群馬は良いところだ。
- 養蚕が盛んな群馬では、嬶天下に空っ風といい養蚕を担う女性が発言権を持つことが多かったという。
- 嬶天下に空っ風で、群馬の女性は勤勉でしっかり者だ。
- 父さんは嬶天下に空っ風の通り、群馬生まれの母さんの尻に敷かれていた。
- 嬶天下に空っ風は昔から群馬県が誇りにするものだ。