「噛み合う犬は呼び難し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
噛み合う犬は呼び難し
【読み方】
かみあういぬはびがたし
【意味】
物事に夢中になっている者は、他人から何を言われても耳に入らない。
「噛み合う犬は呼び難し」という言葉は、犬同士が戦っている最中には、呼び止めようとしても聞きつけないように、人が何か一つのことに没頭しているときは、外部からの声や意見を気にしないことを表してるんだよ。
つまり、何かに夢中になってると、まわりの声や意見はちっとも気にならんってことやな。
大切なことは、自分がどんなに熱中してても、時々まわりの状況や声にも耳を傾けることやろう。それが、バランスの良い生き方やと思うわ。
【語源・由来】
闘っている犬は、何度呼んでも耳に入らない意から。
【類義語】
・闘う雀人を恐れず
・争う雀人を恐れず
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「噛み合う犬は呼び難し」の解説
カンタン!解説
「噛み合う犬は呼び難し」っていう言葉、わかりやすく言えば、人が何かにすごく夢中になっている時、その人に何かを伝えようとしても、なかなかうまく伝わらないってことを言ってるんだ。
考えてみて!犬たちが争って噛み合ってる最中って、その場の興奮で完全に夢中になってるよね。その時に、「おい、こっち来い!」って呼んでも、犬は気が付かないでしょ。夢中で噛み合ってるから、他のことなんて全く気にしてないんだ。
それと同じように、人も何かにすっごく夢中になってると、他のことや他の人からの声、呼びかけに気がつかなくなることがあるんだ。例えば、おもしろいゲームや本に没頭してる時、お母さんが「ご飯だよ!」って呼んでも、気づかないこととか、そういうことを指してこのことわざは言ってるんだよ。
つまり、このことわざは、人が何かに熱中してる時は、その人に声をかけるのは難しいってことを教えてくれてるんだね。
「噛み合う犬は呼び難し」の使い方
健太くーん。
あー。はいはい。
何度も呼んだのに。噛み合う犬は呼び難しね。
本を読むのに夢中になっていたよ。ごめんね。
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「噛み合う犬は呼び難し」の例文
- 勉強に集中しているから話しかけても無駄だよ。噛み合う犬は呼び難しで気が付いていない。
- 噛み合う犬は呼び難しというが、彼の集中力はすさまじく地震が起きても気が付かないかもしれない。
- 遊びに夢中になっている時は噛み合う犬は呼び難しだ。
- 何度呼んでも返事が無いときは、噛み合う犬は呼び難しでテレビゲームに夢中になっている時だ。
- 噛み合う犬は呼び難しだが、お腹がすいたら自分から下りてくるでしょう。