「神は非礼を受けず」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
神は非礼を受けず
「神は非礼を享けず」ともいう。
【読み方】
かみはひれいをうけず
【意味】
神は道理にはずれた願い事は決して受けないということ。
なるほど!それは、たとえば「ちょっと悪いことをしてでも、神様にお願いして、良い結果がもらえるかな?」って思うのはダメってことやな。
神様は、心の中までちゃんと見てるから、正しい心と純粋な気持ちで接しないと、受け入れてくれへんんやね。真心が大事やな!
【出典】
「論語」
【類義語】
・仏神非礼を受け給わず
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「神は非礼を受けず」の解説
カンタン!解説
「神は非礼を受けず」っていう言葉は、簡単に言うと、神様は不適切なものや、心のこもっていないお願いを受け入れないっていう意味なんだよ。
例えば、お祭りの時や初詣で、ただなんとなく「勉強ができますように」とお願いするけど、実は自分は全然勉強しないで遊んでばかりいる。そんなとき、そのお願いが叶うかな?って考えると、やっぱり神様も本当にその願いを叶えてくれるかどうか、ちょっと疑問に思うかもしれないよね。
この言葉は、ただ形だけのことをしても、本当に大切なのはその背後にある心のあり方や真摯な態度だってことを教えてくれるんだ。要するに、神様にお願いする時も、真剣に心を込めて、ちゃんとその願いに向き合うことが大切ってことだよ。
「神は非礼を受けず」の使い方
世界を征服したいです。
神は非礼を受けずよ。そんな願い叶えてくれないわよ。
そうなの?だから世界征服を成し遂げた人がいないのか。
成し遂げたらその人は神になってしまう。
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「神は非礼を受けず」の例文
- 人を呪うようなことを願っても、神は非礼を受けずだ。
- 神は非礼を受けずというから非道な願いは聞き届けられない上に、罰が当たるかもしれない。
- 神様は懐が深いから何でも願いをかなえてくれると思ったら大間違いで、神は非礼を受けない。
- 武器が売れるよう戦争が起きればいいと願う人がいるが、神は非礼を受けずというからかなわない。
- 残虐非道な願いは聞き届けられない。神は非礼を受けずといわれるので、他人を思いやる願いをするべきだ。
言い換えれば、正しくない心の持ち主や、不純な動機での祈願は、神様が受け止めてくれないということを示しているんだ。