「賀茂川の水」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
賀茂川の水
【読み方】
かもがわのみず
【意味】
思い通りにできないこと。
「賀茂川の水」という言葉は、物事が自分の思い通りに進まないことを表す言葉だよ。
賀茂川の水のように、どんなに努力しても思い通りにならないことって、人生にはよくあることやね。
でも、それもまた自然の成り行きと受け入れて、柔軟に対応するのが大切だと思うにゃ。
【出典】
「平家物語」の「賀茂川の水、双六の賽、山法師、これぞわが心にかなはぬと白河院も仰なりけり」から。
【語源・由来】
賀茂川の氾濫は法皇の力でもどうにもならないと、法皇が嘆いたことから。
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「賀茂川の水」の解説
カンタン!解説
「賀茂川の水」という言葉はね、物事が思い通りに進まない、どうにもならないことを言ってるんだよ。
昔の話に、「平家物語」という本があって、その中で「賀茂川の水、双六すごろくの賽さい、山法師やまぼうし」という言葉が出てくるんだ。これは、賀茂川の水は氾濫してしまい、それを止めることができないと、当時の超大事な人、白河院っていう法皇が悩んで言ったことを元にしているんだ。
つまり、こんな大きな川の水も、ゲームのさいころの結果も、山法師のような風の動きも、どれも予測やコントロールが難しいってこと。だから、「賀茂川の水」は「どうにもならない、思い通りに行かないこと」を言ってるんだよ。みんなも、どうにもならないことがあるとき、この言葉を思い出して、頑張って乗り越えるんだね。
「賀茂川の水」の使い方
人の気持ちって賀茂川の水だな。
同じ気持ちになるのは家族でも難しいわよね。
どうにもならないことがあるから人生楽しんだけどね。
不可能を可能にしていくことに生きがいを感じるわね。
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「賀茂川の水」の例文
- 為替は賀茂川の水で、政府が介入しても思うように出来ないことがある。
- 国連でも賀茂川の水なんだ。この戦争を止めることはできない。
- 子供は親とは別人格なので、子供は親の自由にならず賀茂川の水である。
- 賀茂川の水のためにイライラすることは多々ある。
- 人生は賀茂川の水で、思い通りにならないものだ。