「看板倒れ」の意味
【ことわざ】
看板倒れ
【読み方】
かんばんだおれ
【意味】
見かけだけ立派で内容が伴わない。「看板」は見かけ。
「看板倒れ」という言葉は、外見や宣伝だけは素晴らしいのに、中身や実際の内容がそれに伴わない、という意味だよ。
あぁ、つまり、見た目ばっかりで、期待したほどのものがないってことやな。まるで良さそうな店の看板を見て入ったのに、商品やサービスがイマイチだった、みたいな感じやね。
外見にだまされんようにしないとな。
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「看板倒れ」の解説
カンタン!解説
「看板倒れ」という言葉を、小学生向けにわかりやすく説明すると…
「看板倒れ」っていうのは、例えば、外見や名前だけはすごくよさそうに見えるけど、中身はあまり良くない、っていう意味だよ。お店の看板みたいに、外から見ると「うわー、すごくいいお店そう!」って思って入ったけど、中に入ったら商品やサービスが期待ほど良くなかった、みたいな感じ。
たとえば、とってもきれいなケーキの店の看板を見て「この中には美味しいケーキがたくさんあるんだろうな」と思って入ったけど、実際に食べてみたら全然おいしくなかった、とか、すごくカッコいいタイトルの本を読んでみたら、中身はつまらなかった、っていうのが「看板倒れ」なんだよ。外見だけでは、中身がどうかはわからないってことを教えてくれる言葉だね。
「看板倒れ」の使い方
ともこちゃん。あのケーキ屋さんすごくおいしそうだね。
ああ、あのケーキみたいな形のお店でしょう?私も同じことを思って、昨日行ってみたのよ。
へえ。どうだった?おいしかったんでしょう?
いいえ。看板倒れだったわ。砂糖と塩を間違えたんじゃないのっていうような味だったわよ。
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「看板倒れ」の例文
- 相撲協会が夏巡業の休場者を発表したのだが、4人の横綱のうち3人が不在の事態となり、「4横綱時代」は看板倒れとなった。
- その政治家は、汚職事件の疑いで逮捕され、彼の選挙ポスターの清潔な政治のうたい文句も看板倒れに終わったのだった。
- テレビのコマーシャルで、かわいいアイドルがとてもおいしそうに食べていたので、買ってみたのだが看板倒れの商品だった。
- こんなスープをお客に出したら、看板倒れになるから、今日は臨時休業にすることにした。
- もらった彼の名刺にはすごそうな肩書きがたくさん書いてあるが、彼自身は大したことがなく、看板倒れだと思った。