「旱魃に水」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
旱魃に水
【読み方】
かんばつにみず
【意味】
切に願い望むこと。また、待ち望んでいたことが実現すること。
「旱魃に水」ということわざは、日照り続きの土地にやっとのことで水が来るように、心から強く求めていたものや、待ち望んでいたことが実現する様子を表しているんだよ。
なるほどなぁ。日照りの中で水が来るのって、めっちゃ嬉しいやろうしな。
それと同じで、ずっと待ってたり、願ってたことが叶うのは、それほどうれしいってことやな。思わず「やっときた!」って感じやね。
【語源・由来】
乾ききっている時に水を待ち焦がれる意から。日照りが続くときに雨が降る意から。
【類義語】
・旱天の慈雨
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「旱魃に水」の解説
カンタン!解説
「旱魃に飢饉なし」っていう言葉は、とても強く何かを願ったり、待ち焦がれたりすることを表しているんだ。また、ずっと待っていたことがやっと実現することも意味しているよ。
言葉を分解してみると、「旱魃」は大きな日照りのことで、地がとても乾いている状態を指しているんだ。「飢饉」は雨のことを意味しているよ。つまり、大きな日照りの中で雨をとても待ち望む、という状況を表現しているんだ。
想像してみて。とても乾いた大地が、待ち焦がれる雨をずっと待っていて、ようやくその雨が降ってくる。そういう感じで、とても強く願ったことや、長い間待ち焦がれていたことがついに叶うことを、「旱魃に飢饉なし」という言葉で言っているんだよ。
「旱魃に水」の使い方
ようやく法改正が成されたね。
旱魃に水ね。これで国民の生活はちょっとはましになるわ。
ちょっとなの?
後は自分たちの努力次第よ。
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「旱魃に水」の例文
- 中国からパンダの貸与が認められ旱魃に水だ。この動物園にもパンダがくる。
- 政府の救済策は旱魃に水で、大変助かった。
- もうだめかと思ってあきらめていたところに救いの手が差し伸べられ、まさに旱魃に水だった。
- その政治家の出現は旱魃に水で、この国を救った。
- 過疎化が進むこの町に旱魃に水のように新幹線が開通した。これで観光客を呼び込める。