「勘当に科なく赦免に忠なし」の意味(語源由来)

勘当に科なく赦免に忠なし
【読み方】
かんどうにとがなくしゃめんにちゅうなし
【意味】
筋道の通らない賞罰であること。


何でこんなことになったんやろ?って思うような、変な扱いを受けることの例えやね。ちゃんとした理由なく怒ったり許したりするのは、おかしな話やな。
【語源・由来】
何の罪もないのにとがめを受けて忠義を尽くしたわけでもないのに罪をゆるされる意から。
「勘当に科なく赦免に忠なし」の解説
「勘当に科なく赦免に忠なし」っていう言葉は、ちょっとややこしいけど、なんか変な感じの報いや処罰を意味してるんだよ。
たとえばね、友達が何も悪いことしてないのに怒られて、別の友達が悪いことしたのに許されてるような場面を想像してみて。不公平だよね?
「勘当」ってのは、たとえば親が子供と関係を絶つこと。それなのに「科なく」ってのは、その子が本当に悪いことしてないのに。一方で、「赦免」は、悪いことを許してもらうこと。でも、その人がすごくいいことをしたわけでもないのに許されてる感じ。「忠」は、誠実さや信頼性のことだよ。
だから、この言葉は、実際の行動や状況と報いや処罰が合ってないような場面を示しているんだよ。簡単に言うと、なんか不公平な処置を受けるってことなんだね。
「勘当に科なく赦免に忠なし」の使い方




「勘当に科なく赦免に忠なし」の例文
- あの先生はその日の気分で賞罰を決めるから、勘当に科なく赦免に忠なしと非難されている。
- 裁判所が勘当に科なく赦免に忠なしという判決を下すと、この国は乱れる。
- 社長が下した勘当に科なく赦免に忠なしに、社員は憤る。
- その罰に一貫性はなく、勘当に科なく赦免に忠なしだった。
- 同じグループなのに人気のあるアイドルとそうじゃないアイドルで罰に差があり、勘当に科なく赦免に忠なしとファンからクレームが殺到した。























