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【鎹思案】の意味と使い方や例文(語源由来)

鎹思案

「鎹思案」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
鎹思案

【読み方】
かすがいじあん

【意味】
二つのことをどちらも成就しよう失いたくないと考えること。

「鎹」は、二本の木材をつなぐためのコの字型の釘。二つのものをつなぎ止める役目をするものの意にも用いる。
ことわざ博士
「鎹思案」という表現は、二つの事を同時に成功させようとしている様子を表しているんだ。

鎹(かすがい)とは、物をつなぎ止めるための金具のようなもので、二つのものをうまくつなぎ合わせようとする姿を描いている言葉だよ。

助手ねこ
ええな、それはつまり、二つのことを一度にうまくやろうとする考えやな。でも、やりすぎて失敗しないように、ちゃんと計画して、バランスよくやらないとあかんな。

一つ一つを大切に、しっかりと考えて進めるんやね。

【語源・由来】
鎹でつなぎ止めるように二つのことをどちらも得ようと考える意から。

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「鎹思案」の解説

カンタン!解説
解説

「鎹思案」っていうことわざはね、二つのものをどちらもうまくやり遂げたいと考えることを指しているんだよ。

「鎹」っていうのは、木と木をくっつけるために使う特殊な釘で、コの字の形をしているんだ。だからこのことわざは、二つの木をこの釘でしっかりとつなげるように、二つのことを同時にうまくやり遂げたいという意味があるんだよ。

例えば、学校のテストと部活の大会が同じ週にあって、どちらも一生懸命に取り組みたいと思う時に、これはまさに「鎹思案」っていう状況だね。

このことわざを使うと、どちらも大切だからどちらも頑張りたい、っていう気持ちを上手に表現できるんだよ。だから、二つのことに頑張りたい時には、この言葉を思い出して、しっかりと取り組んでみてね!

「鎹思案」の使い方

健太
部活も勉強も捨てられない。
ともこ
鎹思案をしているの?
健太
文武両道って難しいね。
ともこ
それを成功させるには体力と精神力が必要よね。
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「鎹思案」の例文

例文
  1. 彼女との付き合いと友人との付き合いについて鎹思案する。
  2. 鎹思案をしたが二兎を追う者は一兎をも得ずで、両方失った。
  3. どちらかなんて選べないと鎹思案をしている客のために、ハーフアンドハーフを作った。
  4. 地位も名誉も失くしたくないと鎹思案するもかなわず。
  5. 鎹思案の結果、どちらもおろそかにしない方法を思いつく。

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