「金に飽かす」の意味
【ことわざ】
金に飽かす
【読み方】
かねにあかす
【意味】
お金を惜しげもなく使って、自分の思うようにする。「飽かす」は、惜しげもなく使う。
あー、それは「何か大切なことのためには、ケチらずお金を使う」ってことやな。
目標や夢のために、お金をためらわずに出すってことか。その熱意や意気込みが伝わってくるわな!
【類義語】
金に糸目を付けない(かねにいとめをつけない)
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「金に飽かす」の解説
カンタン!解説
「金に飽かす」っていう言葉はね、何かをするときに、お金をたくさん使ってもいいからとにかくやりたい!っていう気持ちを表しているんだよ。
例えば、お誕生日パーティーをするときに、最高のケーキやおもちゃを買って、友達をたくさん呼んで、すごく楽しい時間を作りたいと思ったら、そのためのお金をためらわずに使うこと。それが「金に飽かす」ってことだよ。
要するに、大切なことや目的のためには、お金をケチらずにしっかりと使うっていう意味なんだね。でも、お金を使うときは、ちゃんと考えて、大切に使うことも忘れちゃダメだよ!
「金に飽かす」の使い方
おじいちゃんが、金に飽かしておいしいものを食べに全国を飛び回っているんだ。だからほとんど家にいないんだよ。
へえ。それは、ぜいたくな老後ね。健太くんに、お土産はあるの?
うん。いつもおいしいものを買ってきてくれるよ。おかげで舌が肥えてしまって、最近、給食がおいしいと思えないことが悩みなんだよ。
それは、ぜいたくな悩みね。
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「金に飽かす」の例文
- 金に飽かして建てたという彼の豪邸は、壁が金色で、まるで金閣寺のような家で、とてもまぶしかった。
- 彼は現代美術にはまっていて、金に飽かして一枚の値段が一億円はくだらないような絵を収集しているようだった。
- 彼は、金に飽かして、もともとワインが好きだったこともあって、ワインの農場を作って、自分好みのワインを作っているらしいよ。
- 祖父が金に飽かして作ったそのゴルフ場は、日本で一番広いのに、祖父とその友人専用なのである。
- 父は、母の遊園地を貸し切りたいという願いをかなえるために、金に飽かして遊園地を一つ作ってしまった。
つまり、目的を達成するためならば、金銭に関しては制約を持たない、という意味だよ。