「烏を鵜に使う」の意味(語源由来)
【ことわざ】
烏を鵜に使う
【読み方】
からすをうにつかう
【意味】
外見が似ているだけで代わりとして役に立つわけではないということ。
あれれ、それって「ちょっとおかしいんちゃうか」という感じやな。
たとえば、サッカーが得意な人を野球の試合に出すみたいなもんか?適材適所っていうんやったか、適切なところに適切な人を置かなあかんってことやな。おもろいことわざやなぁ。
【語源・由来】
鵜に似ている烏を鵜飼に使うことはできない意から。
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「烏を鵜に使う」の解説
カンタン!解説
「烏を鵜に使う」っていうことわざは、ね、能力や経験がない人を大切な仕事や大事な役職に任命することの例えなんだよ。
たとえばね、サッカーが全然得意じゃない子をキャプテンにするとか、計算が得意じゃない子を会計の役目にするのが、まさにこれにあたるんだ。
「烏」はカラスのことで、「鵜」は魚を捕るのが上手な鳥のことだよ。カラスを魚を捕る鵜のように使うって考えると、それは無理があるよね。だから、このことわざは、正しい人を正しい場所に置くっていうことの大切さを教えてくれてるんだ。
「烏を鵜に使う」の使い方
アルパカとラマって似ているよね。
そうね。でも全く別の生き物よね。
よく見るとアルパカはふわふわだけどラマはぼさぼさだね。
烏を鵜に使うように、ラマの毛は織物にできないわね。
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「烏を鵜に使う」の例文
- ビーツと赤カブは似ているが、ビーツはほうれん草科の野菜で烏を鵜に使うのように代用することはできない。
- 見た目は似ているけど、彼女ほど演技力があるわけじゃないから烏を鵜に使うだ。代役は無理だね。
- 亡くなった彼女に声も姿も似ているけれども、烏を鵜に使うで僕の心の穴を埋めることはできない。
- 包丁もハサミも切るものだが、烏を鵜に使うようにハサミの代わりに包丁を使うことはできない。
- 烏を鵜に使うみたいに、似ているからって何でもかんでも代用品になるわけではない。
つまり、適切ではない人を適切な場所に置くことのリスクを指摘しているんだよ。