「河は委蛇を以ての故に能く遠し」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
河は委蛇を以ての故に能く遠し
【読み方】
かわはいいをもってのゆえによくとおし
【意味】
大きなことを成功させるには焦って真っすぐ進むのではなく、段階を踏んだ方が成功することができる。
「委蛇」は、曲がりくねるさま。
「河は委蛇を以ての故に能く遠し」という言葉は、柔軟に状況に対応して物事をうまく進めるという意味があるんだ。
ほぉ~、それは「状況に応じて、うまく身をまげて動くことで、目的に向かって上手くいく」ってことやな。
柔らかく、しなやかに動くことで、どんな困難な場面でもうまく切り抜けるってわけやね。ほんまに、その場その場で臨機応変に行動するのが大事やな。
【語源・由来】
川は曲がりくねって流れる意から。
【出典】
「説苑」
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「河は委蛇を以ての故に能く遠し」の解説
カンタン!解説
「河は委蛇を以ての故に能く遠し」という言葉は、ちょっと難しそうだけど、簡単に言うと、柔軟に状況に合わせて動くことで、長く続くことや大きな目標を達成できるって意味なんだよ。
考えてみてね、川の流れはまっすぐではなくて、曲がりくねっているよね。それは、蛇のようにうねうねと動いているように見える。だから、川のように柔軟に動くことで、遠くまで流れることができるんだっていう考え方なんだ。
この言葉の元になったのは、『説苑』という古い書物から来ているんだよ。
「河は委蛇を以ての故に能く遠し」の使い方
こっちのプランの方が成功までの道筋が一直線で早いよ。
河は委蛇を以ての故に能く遠しよ。確実に段階を踏んでいった方が良いのよ。
それは時間がかかりそうだね。
失敗してやり直すことを考えれば損失は少ないわ。
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「河は委蛇を以ての故に能く遠し」の例文
- 急がば回れともいうし、河は委蛇を以ての故に能く遠しが成功への近道だ。
- 河は委蛇を以ての故に能く遠しというから、教科書は基礎から学ぶ形になっている。
- 急に気に入られようとしても無理なので、河は委蛇を以ての故に能く遠しで、段階的に僕を知って気に入ってもらう。
- 大河のごとく悠然と構え、焦らず河は委蛇を以ての故に能く遠しの姿勢が成功の秘訣だ。
- 急いては事を仕損じるというし、河は委蛇を以ての故に能く遠しの方が成功する確率は高い。