「風の耳を過ぐるが如し」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
風の耳を過ぐるが如し
【読み方】
かぜのみみをすぐるがごとし
【意味】
関心を示さないこと。無関心なさま。
「風の耳を過ぐるが如し」ということわざは、時の流れが非常に速いことの表現なんだよ。
なるほどなー、つまり、時間がほんまに速く過ぎていくのを、急いで窓から見た感じみたいなことやな。
あっという間に時間が過ぎて、気付いたらもう過ぎ去ってたみたいな。時間の流れって、本当に早いから、大事なことをしっかりやらんとあかんねんな!
【出典】
「南斉書」
【類義語】
・馬耳東風
・馬の耳に念仏
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「風の耳を過ぐるが如し」の解説
カンタン!解説
「風の耳を過ぐるが如し」っていう表現はね、時間がすごく早く過ぎていくことを描いているんだよ。まるで4頭立ての馬車がどんどん走り去っていくように、時間もあっという間に過ぎてしまうんだ。
このことわざを使うときの例えを一緒に考えてみよう! 夏休みの最初の日、みんなが「夏休みは長いからたくさん遊べるね!」って言うけど、気づいたらあっという間に夏休みが終わってしまうことがよくあるよね。それがまさに「風の耳を過ぐるが如し」だよ。
このことわざは、楽しいことや大切なことをしっかり楽しんで、無駄に時間を過ごさないように、と教えてくれているんだ。だから、大切な時間を大切に使おう、というメッセージが込められているんだよ。
「風の耳を過ぐるが如し」の使い方
健太くんに勉強の大切さを説いても風の耳を過ぐるが如しね。
何とかなるって思っているからね。
後悔することになるわよ。
その時は判断を誤った自分が悪いんだから後悔はしないよ。
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「風の耳を過ぐるが如し」の例文
- 若者は今という瞬間を生きているので、得てして風の耳を過ぐるが如し年長者のありがたい言葉に関心を示さない。
- 宇宙飛行士が講演に来て貴重な話をしてくれたが、生徒たちは風の耳を過ぐるが如しだった。
- あの頃は大人の忠告や戒めは風の耳を過ぐるが如しだったが、同じ大人になった今なら分かる。
- 聞こうという気持ちがないと、風の耳を過ぐるが如しで無駄だ。
- 反抗期の子に訴えかけても風の耳を過ぐるが如しなので、危ないことをしないよう距離を置いて見守るしかない。