「木は木、金は金」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
木は木、金は金
【読み方】
きはき、かねはかね
【意味】
はっきり区別すること。ごまかさないこと。
「木は木、金は金」ということわざは、物事をそのままの価値や性質で評価し、混同したりごまかしたりせず、正確に区別することの大切さを表しているんだよ。
簡単に言えば、物事をごまかさず、ハッキリとそのままの姿で見ることの大切さを教えてくれる言葉やな。
木は木として、金は金として扱うんやから、何もごまかさずに正直に物事を見ることが大切だってこと!
【語源・由来】
木と金を混同しないという意から。
【類義語】
・右は石、金は金
・木は木、竹は竹
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「木は木、金は金」の解説
カンタン!解説
「木は木、金は金」っていう言葉はね、ものごとをごまかしたり混同してしまうのではなく、しっかりと違いを分かって、それぞれを正しく理解しようっていう意味なんだよ。
例えばね、色鉛筆で絵を描く時に、青色と緑色を間違えて使ってしまったら、海が緑になっちゃうよね。だから、色鉛筆の色をしっかりと分けて使うように、物事もはっきりと分けて考えるのが大事っていうことだよ。
この言葉は、「物事を混同しないで、ちゃんと区別しよう」と教えてくれているんだね。だから、何かをするときや考えるときは、ごちゃごちゃにしないで、はっきりとした目で見て行動しようっていうことだよ。
「木は木、金は金」の使い方
税金対策で、会社の経費でベンツを買う人が多いよね。
木は木、金は金だから、税金対策をしないでちゃんと納税してほしいわよね。
政治家に不明瞭な税金の使い方をされるより、高級車を買うことで経済を回す方がわかりやすいんだけどね。
そう言われればそうね。
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「木は木、金は金」の例文
- 公用車をプライベートで使う議員がいるが、木は木、金は金だから公私混同しないでいただきたい。
- 感染症蔓延によるテレワークで、仕事と家庭の境界線があいまいになり集中力に欠けた。やはり木は木、金は金であることが望ましいから出勤する。
- グレーゾーンは許されない。木は木、金は金で白は白、黒は黒だ。
- 審判が人間だと駆け引きが生じ試合にスリル感が生まれるが、AIによる審判では、木は木、金は金となり面白みが無くなる。
- 木は木、金は金とはっきりラインを引く。