「狐之を埋めて狐之を搰く」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
狐之を埋めて狐之を搰く
【読み方】
きつねこれをうずめてきつねこれをあばく
【意味】
疑い深い性質のため、自分の手で物事をだめにしてしまうこと。
「搰く」は、掘る。発掘する。
「狐之を埋めて狐之を搰く」ということわざは、自分の疑心や過度な心配から、自分で始めたことを結局自らの手で台無しにしてしまうことを指しているんだ。
ええっと、それって、自分で何か始めたのに、自分の心配や疑いで、結局それを壊しちゃうってことやな。
せっかく進めてたのに、自分の心の中の邪念や疑問で、ぶっ壊してしまうんやな。もったいないなぁ。これ、疑いすぎずに信じて進む大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
狐は疑い深く、自分で土の中に埋めた食べ物を掘り起こして確かめることから。
【スポンサーリンク】
「狐之を埋めて狐之を搰く」の解説
カンタン!解説
「狐之を埋めて狐之を搰く」っていう言葉は、自分が始めたことや計画を、自分自身の疑念や心配性のせいで台無しにしてしまうことを表してるんだよ。
簡単に言うとね、狐は物を土の中に隠すことがあるんだけど、自分で隠した物を疑って、すぐに掘り返して確認してしまうっていう性格を持っているとされているんだ。だから、このことわざは、自分で作った計画や決定を、自分自身の不安や疑念で何度も変えてしまう、つまり自分の行動で自分の足を引っ張ってしまうことを表しているの。
例えば、試験の勉強をしている時に、自分で決めたスケジュールを疑って何度も変えてしまい、結局効率的に勉強できなかった、とか、プロジェクトを進める中で、自分の決定を何度も疑って変えてしまい、進行が遅れる、みたいな状況を想像するとわかりやすいかな。
「狐之を埋めて狐之を搰く」の使い方
健太くんは疑り深いわね。
石橋を叩いて渡るタイプだからね。
狐之を埋めて狐之を搰くように、石橋を叩いて叩いて叩きすぎて粉々にしてしまって渡れないタイプじゃないの?
間違っているとは言い切れない。
【スポンサーリンク】
「狐之を埋めて狐之を搰く」の例文
- 彼は苦労してきたから疑り深い性格だが、そのせいで狐之を埋めて狐之を搰き損をしている。
- 人を疑うことで人の信頼を失い、狐之を埋めて狐之を搰く。
- 危機管理能力が高いのは良いことだが、人を疑い過ぎて狐之を埋めて狐之を搰くのは行き過ぎだよ。
- 狐之を埋めて狐之を搰くとなるほど疑り深い性格は、人を不快にさせる。
- 疑心暗鬼を生じた彼は狐之を埋めて狐之を搰く。