「傷口に塩」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
傷口に塩
「病む上に塩を塗る」ともいう。
【読み方】
きずぐちにしお
【意味】
苦境にある上に悪いことが重なること。
「傷口に塩を塗る」という言葉は、すでに困難な状況や痛みを経験している上に、さらに追い打ちをかけるような行為を意味するんだよ。
まるで傷ついたところに、さらに痛みを加えるような行動や言葉やね。
それを受けた人の気持ちを考えると、やっぱりちょっとしたことでも注意が必要やね。
【語源・由来】
傷口に塩を塗ればしみて一層傷むことから。
【類義語】
・切り身に塩
・泣き面に蜂
・弱り目に祟り目
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「傷口に塩」の解説
カンタン!解説
「傷口に塩を塗る」っていう表現は、ね、もうすでに困ってることや辛いことがあるのに、その上にさらに悪いことや大変なことが起こることを言ってるんだよ。
具体的には、例えば、おもちゃを壊してしまった上に、それをお母さんに怒られる、みたいな時に使うような感じだね。
「傷口に塩を塗る」と直接やってみると、超痛いんだよ。それをイメージして、すでに悪い状況にさらに悪いことが加わることを表しているんだ。つまり、もう大変なのにさらに大変なことが起きるってことを言っているんだね。
「傷口に塩」の使い方
健太くん。振られたそうね。
傷心の僕を放っておいて。
彼女に彼氏ができたみたいよ。しかもイケメンの。それに比べて健太くんは傷心のせいで授業に集中できずテストは散々、ぼんやりしていて車にひかれるし、まるで傷口に塩ね。
放っておいてー。
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「傷口に塩」の例文
- 振込詐欺にあった上に強盗に侵入され、傷口に塩だ。
- 傷口に塩で意気消沈中だから元気づけてあげよう。
- 悪い事が重なり傷口に塩なので、今は不運の時と思い何もしないことにした。
- 愛犬に逃げられ、職を失い、傷口に塩のところにさらに何があるというんだ。
- 傷口に塩の彼に真実を告げるのはやめよう。とどめを刺してしまいそうだ。