「釘の裏を返す」の意味(語源由来)
【ことわざ】
釘の裏を返す
【読み方】
くぎのうらをかえす
【意味】
間違いのないよう念には念を入れること。
ええっと、それは「とことん気をつけて、ちっちゃなミスもしないようにする」ってことやな。
釘の裏って、普段なかなか目に入らへんところやけど、そこまで気を配るって、かなりの徹底ぶりやね。何事も、念入りにやった方がええってことやな。
【語源・由来】
打った釘の先が裏側に出たのを打ち曲げて抜けないようにする意から。
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「釘の裏を返す」の解説
カンタン!解説
「釘の裏を返す」っていうことわざは、何かをするときに、すご~く慎重に、手を抜かずにやることを意味してるんだよ。
釘って知ってるよね?木とかに打つやつさ。釘を打った後、その釘の先を曲げてたたくと、釘がしっかりと固定されて、簡単には抜けなくなるんだ。それを例に出して、何かをやるときには最後まできちんと、手を抜かないでやろうって教えてるの。
このことわざは、半途半端にしないで、最後までしっかりと物事をやり遂げる大切さを伝えてくれてるよ。どんなことも、最後の仕上げまできちんとやることが大切だね。
「釘の裏を返す」の使い方
健太くん。最終確認をした?
釘の裏を返したから大丈夫。
じゃあ提出するわよ。
提出したらもう取り戻せないんだよね。でもいいよ。
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「釘の裏を返す」の例文
- 彼は石橋を叩いて渡るように慎重に、釘の裏を返すように念を入れた。
- 鍵をかけ忘れていないか釘の裏を返し、また確認する。
- 釘の裏を返したのに、マークシートの回答が一つずれていた。
- 弘法にも筆の誤りというからミスはあるものだが、できるだけ無くしたいので釘の裏を返す。
- 三人で確認を繰り返し、釘の裏を返すように念入りに確認する。
一つ一つの細部にも気を配る、という姿勢を示す言葉だよ。