「暗がりの渋面」の意味(語源由来)
【ことわざ】
暗がりの渋面
【読み方】
くらがりのじゅうめん
【意味】
何の効果もないこと。
あー、それってつまり、やっても誰も気づかへん、意味のないことをするのが「暗がりの渋面」やな。
例えば、人目につかへんとこで怒った顔をしても、それが誰にも伝わらへんのと一緒や。無駄なことをしちゃうって感じのことわざやな。
【語源・由来】
暗闇でしかめっ面をしても相手は気付かないことから。
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「暗がりの渋面」の解説
カンタン!解説
「暗がりの渋面」という言葉は、行動や努力が何の効果もない、誰にも気づかれない、認められないことを表すたとえだよ。
簡単に考えてみてね。真っ暗な場所で、しかめっ面や不機嫌な顔をしても、誰にも見えないから意味がないよね。そんなことをしても、他の人はその顔を見ていないから、何の反応もしない。
このことわざは、どんなに努力や行動をしても、それが全く効果がない、あるいは認知されない状態を表しているんだ。だから、自分の行動が無駄だった、誰にも気づかれなかったと感じるときに使われることが多いんだよ。
「暗がりの渋面」の使い方
作戦Aは暗がりの渋面だったよ。
手応えがなかった?
何にもなかったよ。
じゃあ次は作戦Bで行きましょう。きっと手応えがあるわよ。
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「暗がりの渋面」の例文
- やってみる前から、暗がりの渋面だとわかるずさんな計画だ。
- このダイエット方法は暗がりの渋面で、いくらやっても効果が無い。
- このCDを聞き流すだけで英語が話せるようになるといううたい文句だったのに、暗がりの渋面で一向に話せるようにならない。
- 新薬を使ってみたが暗がりの渋面で、効果は感じられなかった。
- やる気がない状態でいくらやっても暗がりの渋面で、効果は出ない。
そこでは、その表情が他人には全く見えないので、その行動は効果がない、つまり無駄な行動であるということを示しているんだ。