【ことわざ】
口自慢の仕事下手
【読み方】
くちじまんのしごとべた
【意味】
口だけは達者だが、仕事がさっぱりできない事。また、そのような人の事。
【語源・由来】
多弁な者は口ばかり動いて、手が動かず仕事が捗らないことが多い事から。
【類義語】
・空き樽は音が高い
・口上手の商い下手
・口叩きの手足らず
・口では大阪の城も建つ
・口では親船も造る
・能無しの口叩き
・理屈上手の行い下手
・口は口、手は手
【対義語】
・口も八丁手も八丁
・手八丁口八丁
・物言わずの早細工
【英語訳】
・A long tongue is a sign of a short hand.
・A mouth is boast however, he is poor at work.
・You cackle often, but never lay an egg.
・ A talkative person does not work.
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「口自慢の仕事下手」の使い方

ああ。私の自転車が壊れてしまったわ。どうしたらいいのだろう。

僕に任せてよ。ここらでは一番自転車に詳しいんだ。安心して。僕の手に掛かれば、まるで新品の様に元通りだよ。

そんなことばかり言っていても、口自慢の仕事下手では意味が無いのよ。そこまで言うなら実際に直してみせてよ。

ああ、良いさ。僕の素晴らしい技術に君はきっと驚くことになるだろうね。まあ、楽しみにしていてよ。
「口自慢の仕事下手」の例文
- 彼は口自慢の仕事下手だから、あまり期待するとがっかりすることになってしまうよ。
- 彼女は電話対応のスキルは高いのに、実際事務的な作業をさせると全くダメなんだ。口自慢の仕事下手といった感じだよ。
- 口自慢の仕事下手では意味がないから、自分の技術を磨く時間も大事にした方が良い。
- あいつは口自慢の仕事下手で、口だけは達者だから言いくるめられない様に用心するんだよ。
- 相手に口自慢の仕事下手と言われるのが悔しいので、作業は抜かりなく行う様心がけている。