「食って掛かる」の意味
【慣用句】
食って掛かる
【読み方】
くってかかる
【意味】
激しい口調や態度で相手に向かっていく。
「食って掛かる」という表現は、全力で、力強く相手に対抗したり、反論したりすることを指すんだ。
つまり、「勢いよく相手に立ち向かう」ってことやな。強く反抗する、反論する、そんな様子を描いてるんやな。
これは、自分の意見をしっかりと主張するときや、他人に負けんときに使えそうな表現やな。
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「食って掛かる」の解説
カンタン!解説
「食って掛かる」っていう表現は、相手に対して思い切り反発したり、強く抵抗したり、あるいは激しく非難したりすることを言うんだよ。
これは、本当に何かを食べるように、すごい勢いで相手に向かって行く、つまり、ものすごい勢いで反論したり、攻撃したりする様子を描写しているんだ。
たとえば、誰かがあなたの意見に対して全く違う意見を持っていて、その人があなたに対して強く意見をぶつけるとき、その人は「食って掛かってくる」って言うことができるよ。つまり、その人があなたに対して強く、激しく意見を述べているってことを表しているんだね。
「食って掛かる」の使い方
いつもにこやかな健太くんが怒っているなんて珍しいわね。
先生に食って掛かったんだけど、軽くあしらわれてしまったんだ。悔しくて怒っているんだよ。
へえ。何があったの?
先生が前もって言っていたテストの出題範囲を超えたところが出題されたんだ。それで、抗議したんだけど、授業でやったところだから問題ないって言われたんだ!
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「食って掛かる」の例文
- 普段の彼女なら、先生が現れたその途端、僕以上の勢いで食って掛かっているはずなのに、なぜか沈黙しているから様子がおかしい。
- 売り言葉に買い言葉、ともこちゃんは、持ち前の気性の荒さで相手に食って掛かる。
- 健太くんの言い分が気に入らなかった彼女は、ばんっと机を叩いた後、健太くんに猛然と食って掛かった。
- 彼は、その判定を不満に思い、審判に食って掛かったが、受け入れられず退場を言い渡された。
- 彼に忠告したら、余計なお世話だと食って掛かってきた。
- いじめなんてなかったと言い張る学校側に対して、生徒たちは、事実と異なると言って食って掛かった。