「客と白鷺は立ったが見事」の意味(語源由来)
【ことわざ】
客と白鷺は立ったが見事
「客と剃刀は立つが良い」ともいう。
【読み方】
きゃくとしらさぎはたったがみごと
【意味】
他人の家を訪問した時は程よいころに帰るべきだということ。
「客と白鷺は立ったが見事」という言葉は、白鷺の美しい立ち姿を参考に、客も長く滞在せず、適切なタイミングで帰宅すべきだという意味が込められているんだよ。
なるほどな。白鷺は立ってる姿がキレイやもんな。それみたいに、客も適切なときにさっと帰れば、より印象が良くなるってことやね。
長居すると、なんか迷惑かけることもあるし、短い時間でキレイな印象を残すのが一番やな。
【語源・由来】
客が席を立つのと立った姿が見事な白鷺を掛けたことば。
【スポンサーリンク】
「客と白鷺は立ったが見事」の解説
カンタン!解説
「客と白鷺は立ったが見事」っていう言葉はね、客って来ても、ずっと居座っちゃうのは良くないって意味なんだよ。だって、客は、短い間しか居ない方が、その時間が特別で楽しいじゃない?それと、白鷺っていう美しい鳥の立ってる姿がきれいなのと同じように、客も立ち去るときがきれいって感じなんだよ。
つまり、ちょっと難しいけど、訪問者は長居しないで、早く帰ることで、その時間が特別で美しいということを表してるんだ。白鷺の立ち姿が美しいのと同じようにね。
「客と白鷺は立ったが見事」の使い方
友だちの家に長居しちゃってすっかり暗くなってしまった。
客と白鷺は立ったが見事よ。もっと早くにお暇しないとだめよ。
「ぶぶづけ、どうどす?」って言われたから遠慮なく頂いてきたんだよ。
遠回しに帰れって言われているわよ。
【スポンサーリンク】
「客と白鷺は立ったが見事」の例文
- 引き止められても帰るべきだ。客と白鷺は立ったが見事という。
- お土産だけ渡してすぐに帰って来なさい。客と白鷺は立ったが見事というでしょう。
- 客と白鷺は立ったが見事というが、隣のおばあさんに関しては、さみしくて話し相手を欲しがっていることを知っているから長居する。
- 客と白鷺は立ったが見事というから、お茶菓子を辞退して帰ってきた。
- 「せっかくだからゆっくりしていって」と言われたが、本音と建前の区別がつかなかったので、客と白鷺は立ったが見事というから帰れば間違いないと判断した。