「恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる」の意味(出典)
【ことわざ】
恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる
【読み方】
きょう、れいにちかづけばちじょくにとおざかる
【意味】
うやうやしい態度も行き過ぎると人にあなどられる。礼儀を心がければ人からはずかしめを受けることはないということ。
心の中で「これがちょうどいい礼儀や」って感じで接すれば、恥をかくこともなくなるわな。
【出典】
「論語」
「恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる」の解説
「恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる」っていう言葉はね、ちょっと難しいけど、簡単に言うと、おだてられるような、過度におとなしい態度を取ると、人にバカにされたりするけど、ちゃんと礼儀正しく振る舞うように心掛けると、人から恥をかかせられることはなくなるってことだよ。
例えばね、先生の前で過度にへりくだって「私、何もできません」とか「先生のおかげで」とばかり言っていると、それがこびることになって、クラスメイトから「また先生のお気に入りぶってる」とかバカにされちゃうかもしれない。でも、普通に礼儀正しく、みんなと同じように先生と接すると、そういうこともなくなるんだ。
この言葉は、本当の礼儀正しさの大切さを教えてくれるんだよ。過度なおとなしさやこびることはよくないけど、ちゃんと礼儀を守ることで、人との関係もうまくいくんだね。
「恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる」の使い方
「恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかる」の例文
- 恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかるというが、礼儀作法はとかく難しい。
- 社会人はマナーが大事だ。恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかるから、学歴よりも礼儀作法ができるかどうかで人を見る。
- 礼を失するようなことがあっては信用を損なう。恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかるだ。
- 礼儀を押さえていれば社会に出ても生きていけるので、茶道を通して礼儀を学び、恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかるとす。
- 恭、礼に近づけば恥辱に遠ざかるというから、子供にはしっかり礼儀を教える。