【ことわざ】
窮鼠猫を噛む
「窮鼠反って猫を噛む」と表すこともあります。
【読み方】
きゅうそねこをかむ
【意味】
追いつめられた鼠は猫に食いつく。絶対絶命の窮地に追い詰められて必死になれば弱者も強者を破ることがある。
【語源・由来】
塩鉄論「窮鼠も貍を齧む」から。
【類義語】
・窮寇は追うことなかれ
・獣窮まれば即ち噛む
・窮冠は迫ること勿れ
【英語】
A baited cat may grow as fierce as a lion.(犬にけしかけられれば、猫もライオンのように獰猛となる)
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「窮鼠猫を噛む」の使い方
また、先生に怒られていたね。どうしたの?
今回は、僕は悪くないんだ。先生の勘違いで怒られてるんだ。
あら、そうなの?あの先生は、あまり君の事が好きじゃないみたいだしね。
全く皆の前で理不尽に怒ってくるなんて卑怯だよ。いつか窮鼠猫を噛むって事、を思い知らせてやるんだ。
「窮鼠猫を噛む」の例文
- 彼が何も言い返してこないからって、あまり彼の事を追いつめすぎるなよ。いつか窮鼠猫を噛むぞ。
- 窮鼠猫を噛むというが、いざという時は将軍よりも歩兵の方が何をするのか分からないな。
- これだけコケにされても、窮鼠猫を噛むような勇気は彼女にはないだろうね。
- 僕は窮鼠猫を噛むといったタイプだから、逆境の時の試合の方が、いい結果が出るんだ。