【故事成語・慣用句】
枕を高くして寝る
【読み方】
まくらをたかくしてねる
【意味】
すっかり安心して眠ること。
【語源由来】
まくらを高くするというのは、のんびりとよく眠る例え。
中国の戦国時代に張儀が、魏王に秦と連合することを説いた話から。
「高枕」ともいう。
【出典】
史記[張儀伝]
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「枕を高くして寝る」の使い方

健太くんは、いつも幸せそうな顔をしているけど枕を高くして寝れない時ってあるの?

あるよ。これでも、いつも不安ばかりさ。夢の中でも悩んでいるよ。

それは、夢の中でもじゃなくて、夢の中ばかりの間違いじゃないの?きっと起きているつもりなだけで寝ているのよ。

そういえば悩んでいる間に気がついたら、朝になっていることがあるなあ。あれは、そういうことだったのか。
「枕を高くして寝る」の例文
- これができなくなったら多くの学者は、枕を高くして寝れそうにない。
- あの犯人を捕まえないことには、枕を高くして寝れない。
- その手紙の内容のせいで、彼女は枕を高くして寝れないのであろう。
- 一晩でいいから、枕を高くしてぐっすり寝てみたかったんだ。
- あの人が生きている限りは、わたしは枕を高くして寝れないんだろう。