「目が肥える」の意味とは?
【慣用句】
目が肥える
【読み方】
めがこえる
【意味】
色々なものを見て、良い悪いの区別が分かるようになるという意味。
「目が肥える」という表現は、たくさんの良いものを見て経験が増え、その結果、物を見る能力や評価するセンスが養われるという意味だよ。
それはつまり、いいものをたくさん見てると、そのうち「これはいいな」「これはあんまり」って見分ける目が鍛えられるってことやな。
例えば、「うちのおじいちゃん、昔から美術鑑賞が趣味で、目が肥えてるから、絵の良し悪しがようわかるんや」ってな感じか。良いものを見分けられる目を持つのは、価値あることやな。
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「目が肥える」の語源由来・解説
由来を簡単に説明!
「目が肥える」の「目」っていうのはね、人が見るための器官だけど、ここでは「物の価値を見抜くこと」を表しているんだ。「目が肥える」とはつまり、「目」が良いものと悪いものを見分けられる力がつくってこと。
次に、「肥える」って言葉だけど、「肥」っていう漢字は「月」と「巴」っていう2つの部分からできてるんだ。「月」っていう部分は体や肉を表すもので、「巴」っていう部分は「多い」って意味を示す音を表しているんだよ。
これらを組み合わせると、「肥」っていう漢字は、「体に肉が多くつく」っていう意味になるんだ。「肥える」は、この「肥」からきていて、「多くの経験をすることで判断する力がつく」っていう意味になるんだ。
だから、「目が肥える」っていう言葉は、経験を積んで良いものと悪いものの見分けがつくようになるっていう意味になるんだよ。例えば、たくさんの本を読んだり、たくさんの映画を見たりすると、それぞれの良さや面白さを見つけられるようになるよね。それが「目が肥える」ってことなんだよ。
「目が肥える」の使い方
今日の食事会なんだけど、着物どれ着ていけばいいのか悩む〜。
着物のことだったら、僕のおばあちゃんが目が肥えているから選んでもらったらいいよ。
本当?助かる〜。
「目が肥える」の例文
- 美術大学を出ているので、彼女は絵画には目が肥えている。
- 本物の演劇を見て、目を肥やそう。
- あの人は目が肥えているから、へたなものは見せれないよ。