「目を白黒させる」の意味とは?
【慣用句】
目を白黒させる
【読み方】
めをしろくろさせる
【意味】
息が詰まりそうになったり、非常に驚いたりして慌てる様子。
「目を白黒させる」という表現は、非常に驚いたり、あわてたりする様子を示すんだよ。これは目が激しく動くことから来ている表現なんだ。
それは「すごい驚く」または「パニックになる」ってことやな。目がくるくると動くほどびっくりした、あるいは大変困った状況を描いてるんやろな。
これは、「目が回る」って言うのと似たような感じやな。
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「目を白黒させる」の語源由来・解説
【語源由来】
目をはげしく動かして、白目にしたり黒目にしたりするようすから。
由来を簡単に説明!
「目を白黒させる」っていう表現は、ちょっとビックリして、目がビックリマークみたいになることを表しているんだ。
なんで「白黒」なのかっていうと、その時、目は白い部分と黒い部分が交互に見えるからなんだよ。だから、「白黒させる」って表現が使われるんだ。
ちなみに、「白」と「黒」の漢字の意味についてだけど、白はもともと親指の爪を表していて、その爪の色が白いか「しろい」という意味で使われるようになったんだよ。一方、黒は火が燃えて煤が付いている様子を表していて、その煤の色が黒いから「くろい」の意味で使われるようになったんだ。
だから、白と黒は対立する色としてよく使われるんだ。それで、目がパチパチすることを「白黒する」って表現が生まれ、それが「目を白黒させる」という言葉になったんだよ。
「目を白黒させる」の使い方
もう少ししたら、お正月だね。
そうね、去年は健太くんのおばあちゃんが、お餅をのどにつまらせて、目を白黒させて大変だったわね。
本当だよ、あの時ともこちゃんがすぐに救急車をよんでくれて助かったよ。
お年寄りの場合は喉につまらせないように、お餅を細かくわけた方がいいわね。
「目を白黒させる」の例文
- あまりの驚きに、自分に何が起きたのか分からず彼は目を白黒させている。
- 彼女が作ってくれた料理があまりにも不味かったが彼女の手前吐き出すわけにもいかず、目を白黒させて必死に飲み込んだ。
- スキーで足を骨折してしまった時は、あまりの痛さに目を白黒させたものだ。
- 入場した結婚式の花嫁があまりにも美しくて、僕は目を白黒させた。
- 罰ゲームで皆んなからこちょばされ、彼は目を白黒させていた。
- お正月にお餅をあわてて食べたら、喉につまってしまって、目を白黒させた。