【ことわざ】
右と言えば左
【読み方】
みぎといえばひだり
【意味】
人の言うことにすべて反対すること。
【語源・由来】
人が右だと言うと、左と答えるように、反対をすること。
【類義語】
・ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
・西と言えば東と言う(にしといえばひがしという)
・白と言えば黒(しろといえばくろ)
・山と言えば川(やまといえばかわ)
【英語訳】
It is opposed to others’ opinion each time.
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「右と言えば左」の使い方
今度の休みは、海へ行こうと話していたけれど、ぼくは海は暑くてあまり好きじゃないな。それに泳げないから、楽しくないかもしれない。
それじゃあ、山へハイキングへ行くのはどうかしら?
山は虫がたくさんいるかもしれないし、迷子になったら困るじゃないか。
もう、右と言えば左で、ちっとも決まらないじゃない。
「右と言えば左」の例文
- 彼はいつも、右と言えば左だからあまり参考になる話はないかもしれない。
- そんなに右と言えば左だと答えるのなら、自分で提案したらどうだい。
- 母に話しても、右と言えば左と答える人だから、相談する必要はないと思う。
- いつもそうやって、右と言えば左と答えていると、そのうち誰からも頼りにされなくなるよ。
- 上司に相談しても、右と言えば左と言うだけだから、為になる話などない。
「左と言えば右」というのは、誤りなので間違えないように注意が必要。
まとめ
右と言えば左というように、いちいち反対されたり、批判されたりしたことが、あるのではないでしょうか。
理由があって反対する場合ならば、納得できますが、理由もないのに反対されても困りますね。
人の話は素直に聞いて、良い意見は受け入れられるように、気持ちにゆとりを持てるようになりたいものですね。