【ことわざ】
見るは法楽
【読み方】
みるはほうらく
【意味】
いろいろなものを見るのは、たとえようもなく楽しいことであるということ。
また、見るだけならただなのだから、あれこれ見ると良いということ。
【語源・由来】
「法楽(ほうらく)」とは、神仏にたむける読経、歌舞、音楽のこと。
そのことが転じて、慰み楽しみなどの意味。
【類義語】
・聞くも法楽見るも法楽(きくもほうらくみるもほうらく)
・聞くは法楽(きくはほうらく)
【英語訳】
Looking doesn’t cost a thing.
The view of merchandise will cost a man nothing.
It is pleasant to see many things. It is free that sees. The view of merchandise will cost a man nothing.
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「見るは法楽」の使い方

健太くん、毎日どこかへ出かけているようだけど、なにをしているの?

近所のおじさんが、作ったプラモデルを飾っているから、見せてもらっているんだよ。

そうなのね。見るは法楽というし、勉強にもなるわね。

そうなんだよ。ぼくももっと、むずかしいプラモデルを作ってみたいな。
「見るは法楽」の例文
- 旅行の楽しみは、知らない土地やそこに住む人々の生活を見ることだと思う。見るは法楽というだろう。
- 有名な名画は高くて買えないけれど、美術館でじっくり鑑賞しよう。見るは法楽だからね。
- これほど素晴らしい陶芸は、買うことはできないから、よく見ておこう。見るは法楽だ。
まとめ
見るは法楽というように、いろいろなものを見ることは楽しいですね。
また、自分の見聞を広めることもできるのではないでしょうか。
全てを手に入れることはできないですが、見て楽しむことはいつでもできますね。