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【耳学問】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

耳学問

【ことわざ】
耳学問

【読み方】
みみがくもん

【意味】
自分で修得したものでなく、人から聞いて得た知識。聞きかじった知識。耳学 (じがく) 。

【語源・由来】
他人の話を聞いただけで得た知識ということ。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】
It is the heard knowledge.

「耳学問」の使い方

健太
ぼくは自動車についての知識はそれなりにあると思うよ。
ともこ
それはすごいわね。どんなことを知っているの?
健太
自動車とは、原動機の動力により車輪を回転させて走ることのできる車なんだよ。
ともこ
あら、なんだかどこかに書いていたような気がするわ。もしかして、耳学問ね。

「耳学問」の例文

  1. 彼はなんでも知っているようなふりをしているけれど、ほどんどが耳学問だから、誰かの話と似ていることが多い。
  2. 彼女は耳学問の知識なのに、ひけらかすところが好きになれない。
  3. 耳学問も悪いことではないかもしれないけれど、自分で得た知識や経験の方がずっと素晴らしいと思う。
  4. 兄は耳学問ばかりなのに、なんでも知っていると思っていて、私に教えようとするところが苦手だ。
  5. 耳学問だけで、世の中のことを全てわかった気になっていてはいけないと思うよ。
「耳」を使ったことわざ。
・耳打ちする(みみうちする)相手の耳に自分の口を近づけて、こっそり話すこと。
・耳が痛い(みみがいたい)自分の欠点や弱点を聞かされて、つらいこと。
・耳が肥える(みみがこえる)音楽などの善し悪しの判断ができること。
・耳が早い(みみがはやい)情報を得るのが早いこと。
・耳に胼胝ができる(みみにたこができる)同じことを何度も聞かされて嫌になること。
・耳を揃える(みみをそろえる)必要な品物や金額を用意すること。
このほかにも、耳を使ったことわざはたくさんあります。

まとめ

耳学問といっても、人から聞いた知識を、きちんと理解して自分の知識にすることができると、良いのではないでしょうか。
しかし、自分で苦労して得た知識や経験も大切ですね。


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