【ことわざ】
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
【読み方】
みをすててこそうかぶせもあれ
【意味】
自分の命を捨てる覚悟で、思い切って飛び込むことではじめて、活路を見出し事を成し遂げることができるということ。
【語源・由来】
溺れかけているときに、もがけばもがくほど深みにはまるけれど、思い切って水にからだをゆだねてみると、浮き上がって浅瀬に立つこともあるということから。
【類義語】
・死中に活を求める(しちゅうにかつをもとめる)
・肉を切らせて骨を断つ(にくをきらせてほねをたつ)
【英語訳】
He that fears death lives not.
Fortune favours the bold.
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「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の使い方

今のチームにこのままいても、レギュラーにはなれないと監督に言われたんだ。

それは悲しいわね。

だけど、隣のチームの監督には、うちに来れば使ってあげられるかもしれないと言われて、チームを移ろうかと迷っているんだ。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれというから、そのチャンスに賭けてみてはどうかしら。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の例文
- 会社を辞めてくれと言われた時には、もうだめかと思ったけれど、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれで、今の会社に巡り合うことができた。
- 保身も大切だけど、時には身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれといって、一度のチャンスに賭けてみてもいいんじゃないかな。
- この会社を守ることができたのは、あの時身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれと、がむしゃらにみんなが努力したからだと思う。
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれだと思った時に、この案を思いついて、会社の危機を救うことができたんだ。
まとめ
ピンチに陥ってしまった時には、焦ってしまうのではないでしょうか。
しかし、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれということも、あるかもしれませんね。