「二の足を踏む」の意味
【慣用句】
二の足を踏む
「二の舞を演じる」と間違えやすいので注意。
【読み方】
にのあしをふむ
【意味】
決心がつかなくてまようこと。一歩を踏み出したが、二歩目を踏み出せなくてまようことから。
「二の足を踏む」という表現は、なかなか前に進めず、躊躇したり、ちょっと引き気味になることを表しているんだ。
つまり、行こうと思ってたのに、なんか引っ込んでしまうって感じやな。勇気を出して一歩踏み出そうと思っても、怖くてなかなか進めへん状況を言うんやな。
これは、自信をもって行動する大切さを教えてくれるわけやな。
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「二の足を踏む」の解説
カンタン!解説
「二の足を踏む」の「二の足」って、実は「二歩目」のことなんだ。だから「二の足を踏む」って言うときは、「一歩目はサクッと進んだけど、二歩目がどうしても進むのをためらってしまう」っていう意味なんだよ。たとえば、遊んでいるときに新しい遊びを始めるとき、「一歩目、始めよう!」と思って進むけど、「二歩目、でもちょっと不安…」と迷う感じを表してるんだ。
それと、「二の足」は昔のお侍さんが使っていた刀にも関係があるんだよ。刀をしまっておく鞘っていうケースには、刀を固定するための金具がついていて、それを「一の足」と「二の足」って呼んでいたんだ。だから、「二の足を踏む」っていう表現は、刀を鞘から抜くときにお侍さんがためらう様子を表しているとも言われているんだよ。
つまり、「二の足を踏む」は「何かをするときに、迷ってなかなか進めない」っていう意味だよ。たとえば、新しいクラスに入ったときや、初めての試験のときなどに、この表現を使うことができるよ。
「二の足を踏む」の使い方
健太くん、二の足を踏んでいないでクッキーを食べてごらんなさいよ。
うーん、なんだか、今日のクッキー焦げてない?大丈夫なのかな?
大丈夫。私も食べてみたけどおいしかったから。見た目にだまされないで。
本当かな。もぐもぐ。ああ、確かに見た目よりおいしい。見た目で二の足を踏んだら損をするね。
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「二の足を踏む」の例文
- こちらから電話をしていいものかどうかわからなくて、二の足を踏んだ。
- お化け屋敷に入ろうと思ったら、中からすごい悲鳴が聞こえてきたので、二の足を踏んだ。
- この店構えでは、いくらおいしいといううわさでも、店に入ろうとする客は、二の足を踏む。
- 新作のお菓子をお店で見かけると気になるが 好みから外れると嫌なので、二の足を踏む。
- 前から欲しかったのですが、少々派手なので、二の足を踏んでいました。
- それが、私が二の足を踏んでいた理由の一つだよ。
【注意!】間違った例文
❌「段差につまづいて、二の足を踏んでしまった。」
この使い方は間違い。「二の足を踏む」は、転びそうになることではない。