【ことわざ】
二の舞を演じる
【読み方】
にのまいをえんじる
【意味】
人の後に出てそのまねをすること。また、前の人の失敗を繰り返すこと。
「二の足を踏む」と間違える人が多いので注意
【語源・由来】
二の舞とは舞楽の名前で、案摩(あま)という舞の次に行なわれる滑稽な舞で、案摩もどきのことである。
『栄華物語』より。
【類義語】
・轍を踏む
・二の舞を踏む
【対義語】
ー
【英語訳】
・Fall into the same trap as somebody.
・Commit the same error as somebody.
「二の舞を演じる」の使い方
あら、健太くん、そんなところで何をこそこそしてるの?
しー!家のキッチンに、お客さんが持ってきた包みが置いてあるのが見えるだろう?
ともこちゃん、ちょっと行って取って来てくれよ。
ともこちゃん、ちょっと行って取って来てくれよ。
嫌よ!
なんでわたしが、健太くんの家のキッチンでこそこそしなきゃならないのよ。
なんでわたしが、健太くんの家のキッチンでこそこそしなきゃならないのよ。
さっきは、ぼくが行ったから失敗したんだよ。
ともこちゃんが来たら、家のお母さんはきっと「半分ともこちゃん家に持って行って。」って言うに決まってるんだ。
だから、ぼくの二の舞を演じることにはならないと思うんだ。
ともこちゃんが来たら、家のお母さんはきっと「半分ともこちゃん家に持って行って。」って言うに決まってるんだ。
だから、ぼくの二の舞を演じることにはならないと思うんだ。
「二の舞を演じる」の例文
- 君は彼のあれほどの失敗を見たあとで、今度は自分も挑戦しようというのかね。どうせ、彼の二の舞を演じるのがオチだろう。
- 今度の試合で、ぼくは必ずあいつに勝ってみせるよ。
前回の試合の二の舞を演じるようなことは、けしてしないんだ。 - あれほど集中して挑んだ舞台だったのに、結局は彼女の二の舞を演じることになってしまったわ。
- このまま前に進み続ければ、間違いなく前回の事故の二の舞を演じることになってしまいます。もうけっして、同じ過ちを繰り返すわけのはいかないのです。