「沖にも付かず磯にも付かず」の意味
【ことわざ】
沖にも付かず磯にも付かず
「沖にも出でず磯にも付かず」「沖にも磯にも寄り付かず」「沖にも付かず磯にも離る」ともいう。
【読み方】おきにもつかずいそにもつかず
【意味】
寄る辺ないことのたとえ。また、どっちつかずであること。
「沖にも付かず磯にも付かず」ということわざは、どこにも頼るところがない、またはどちらにも決められない状況を表しているんだよ。
あ、なるほどな。それは、「どっちにもつけない」ってことやな。どっちにも頼るところがなくて、どっちつかずでいる状態やな。
どっちに行こうか迷って結局どっちにも行かへんで、中途半端な立ち位置になるってわけやな。決断力が求められる状況やな、これは。
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「沖にも付かず磯にも付かず」の解説
カンタン!解説
「沖にも付かず磯にも付かず」っていうことわざは、どちらにも決めきれない、ハッキリしない状態を表しているよ。
この言葉はね、海の中にいて、深い海(沖)にも行かず、浅い海(磯)にも行かず、中途半端なところにいる様子を表しているんだ。「沖にも出でず磯にも付かず」「沖にも磯にも寄り付かず」「沖にも付かず磯にも離る」なんて言い方もするよ。
たとえばね、ピザを食べるかラーメンを食べるか迷って、結局どちらも選べずに何も食べないまま時間が過ぎてしまった、みたいな状態を表すんだ。結局、何も選択しないで中途半端な状態になることを言っているんだよ。だから、自分が何をしたいのか、何が大切なのかをきちんと決めて行動することが大切だね。
「沖にも付かず磯にも付かず」の使い方
親の愛情を受けないで育つと沖にも付かず磯にも付かずで、精神不安定になるよね。
安心できる帰る場所があるということは何よりも大事よね。
政府が借金だらけで社会福祉を手厚くできないからって、自分たちで稼いで貯金して何とかして。ついでに税金もじゃんじゃん納めてというスタンスだよね。国民は働きアリのように働かないといけないから子育てどころじゃないよね。
沖にも付かず磯にも付かずの状態で育つと非行に走りやすく犯罪件数の多い社会になってしまうわ。何とかしてほしいわね。
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「沖にも付かず磯にも付かず」の例文
- 親友に裏切られ家族にも相談できず、沖にも付かず磯にも付かずだ。
- 渡る世間は鬼ばかりで、沖にも付かず磯にも付かずだ。自分の力でどうにかするしかない。
- 二人に告白されて沖にも付かず磯にも付かずのままでは双方に失礼だ。
- 両親が不仲になり沖にも付かず磯にも付かずの姿勢でいたら、どっちの味方なのと両方から怒鳴られた。
- 沖にも付かず磯にも付かずで気持ちが落ち着かない。