「男伊達より小鍋だて」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
男伊達より小鍋だて
【読み方】
おとこだてよりこなべだて
【意味】
意地をはるのは損だという考え。
「小鍋だて」は、鍋を煮立てること。転じて家庭生活の意。
「男伊達より小鍋だて」ということわざは、つまらない意地を張るよりも、控えめな行動がより得策であるという教えが込められているんだよ。
そうなんか。つまり、「無駄なプライドより実益を考えろ」ってことやな。
見栄を張って大きなことを言うよりも、地道にコツコツとやるほうが結果が出るってことか。これは現代でも使える教えやね。
【語源・由来】
実生活を大事にせよという意から。
【類義語】
・義理張るより頬張れ
・見栄張るより頬張れ
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「男伊達より小鍋だて」の解説
カンタン!解説
「男伊達より小鍋だて」っていうことわざはね、見栄や格好をつけるよりも、現実的な生活を大切にするべきだよ、と教えてくれる言葉なんだ。
例えばね、派手な服を買って見栄を張るよりも、ちゃんとご飯を作って食べることが大切、っていう意味だよ。だから、「小鍋だて」っていうのは、ご飯を作る小さな鍋を大事にする、つまり、生活の基本を大事にしようという意味なんだ。
だから、「男伊達より小鍋だて」は、「見栄や格好をつけるよりも、実際の生活を大切にしよう」っていう教えなんだよ。
「男伊達より小鍋だて」の使い方
男伊達より小鍋だてだよね。
格好つけなくても家庭を大事にしている男性は格好いいわ。
家庭的な男性はモテる?
とてもモテるわよ。モテるために家庭的を演じてもぼろが出るわよ。
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「男伊達より小鍋だて」の例文
- 意地っ張りの頑固者は昭和の遺物だ。令和の時代につまらない意地をはっても損をするだけだ、男伊達より小鍋だてだぞ。
- 面目より家庭、男伊達より小鍋だてだ。素直に奥さんに頭を下げた方が良い。
- 男の意地を貫き通すのが格好いいと思っているようならそれは勘違いだよ。男伊達より小鍋だてだ。
- 男に二言は無いと意地を張っても損をするだけだ。男伊達より小鍋だてと思え。
- プライドが高くても損をするだけだから、男伊達より小鍋だてと心に留めておくべきだ。