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【王は十善神は九善】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

王は十善神は九善

「王は十善神は九善」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
王は十善神は九善

【読み方】
おうはじゅうぜんかみはくぜん

【意味】
王の位は神よりも上だということ。

「十善」は、仏教でらくをもたらす中の行為。
ことわざ博士
「王は十善神は九善」ということわざは、前世で十の良い行いをした人は現世で王に、前世で九の良い行いをした人は神になる、という意味を持っているんだ。
助手ねこ
なるほどな。それはつまり、「前世でたくさんの良いことをしたら、今生では大きな地位を手に入れる」ってことやな。

そしてそれは、「王の地位は神よりもすごい」ってことや。前世での行いが現世の地位に影響するんやな。このことわざ、深いわぁ。

【語源・由来】
前世に十善の徳を積んだものは現世で天子となり「十善」「十善の君」「十善の王」と呼ばれ、前世で九善の徳を積んだものは現世で神になる意から。

【類義語】
・神より君

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「王は十善神は九善」の解説

カンタン!解説
解説

「王は十善神は九善」っていうことわざはね、ちょっと難しそうだけど、実は「行いが良ければ良い報いがある」っていうシンプルな教えを伝えているんだ。

「十善」と「九善」っていうのは、昔の人が考えた善行の度合いを数で表したもので、「十善」が最高で、それが少なくなると「九善」、「八善」…となっていくんだよ。

このことわざでは、「十善」を積んだ人は国王に、「九善」を積んだ人は神になれるって言っているよ。つまり、「行いがすごく良ければ、人間の中で一番偉い王になれるけど、ちょっとだけ行いが落ちると神にしかなれないよ」ということを表しているんだ。神もすごいけど、王の方が人間界ではもっと偉いと思われていたからだよ。

でも要するに、このことわざは、「行いが良ければ、その分良い報いが来るよ」ということを教えてくれているんだよね。だから、いつも正しく、善良に行動することが大切だね。

「王は十善神は九善」の使い方

健太
王は十善神は九善というよね。
ともこ
日本でも王は現人神として崇められていたわね。
健太
王の言うことは絶対だったんだよね。
ともこ
現代では王は人間だと認める発言をしたから神の方が偉いってみんなわかったんだけどね。
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「王は十善神は九善」の例文

例文
  1. 王は十善神は九善というなら、神を越える力で国民を全員幸せにしてみればいい。
  2. 王を崇め奉らないと、王は十善神は九善という。
  3. 王は十善神は九善といい、王は前世から徳を積んでいる偉い人物だ。
  4. 王は神よりすぐれ王は十善神は九善というが、王の力で世界の人々を救うことはできない。
  5. たくさんの徳を積んだ王は十善神は九善というが、現在の日本の王と言える首相は欲や利権にまみれ徳を積んだ人には見えない。

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