【慣用句】
先を越す
【読み方】
さきをこす
「せんをこす」ともいう。
【意味】
人より先にものごとをしてしまう。
【類義語】
・先手を打つ(せんてをうつ)
・機先を制する(きせんをせいする)
【対義語】
・後れを取る(おくれをとる)
・後手に回る(ごてにまわる)
・後塵を拝する(こうじんをはいする)
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「先を越す」の使い方
ああ。先を越された!僕も、液体の凍り方についての自由研究をしようと思っていたのに・・・。
だから、宿題は早めにやるべきだって言っているのに、今からだと、ほとんどの研究課題が先を越されてしまっているんじゃないの?
うーん。だったら僕は、何を研究すればいいんだろう。
今後のために、どうすれば、宿題を後回しにしないですむかの研究をしたらいいと思うわ。
「先を越す」の例文
- 開発に思ったより時間がかかり、他の会社に先を越されたので、その企画は商品化することを見送ることになったのです。
- 友達の先を越して、早々と作文の清書をすませてしまった。
- 今回の辞令で、同期の健太くんに先を越されてしまい、健太くんは課長に出世したのです。
- アメリカは2度ならず3度までもソ連に先を越されてしまったので、月に行くのはアメリカが先を越す必要があった。
- 僕のことを一番理解してくれている兄は、いつも、先を越して僕を元気づけてくれる。
- 残念ながら、その件は先を越されてしまっていたので、手の出しようが無かったのです。