【慣用句】
切羽詰まる
【読み方】
せっぱつまる
【意味】
追い詰められてどうしようもなくなる。
【語源・由来】
「切羽」は、刀のつばに使う金具のことで、これが詰まると刀が抜けなくなることから。
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「切羽詰まる」の使い方
もうすぐ給食の時間だけれども、僕は急いでいかなくてはいけない。
ええっ。給食が大好きな健太くんが、食べないでどこかに行くなんて、よほど切羽詰まった理由があるのね?家族が病気になったの?
違うんだ。僕の尊敬する空手の選手が駅前に来るという情報があったんだ。そんな日に限って、授業が長引くし・・・、ああ、こんな話をしている暇は無いんだった。行ってきまーす。
ええー。先生の許可はとったのー?
「切羽詰まる」の例文
- 「じゃあ、電話を切るね。」と受話器を耳からはずしかけると、彼の切羽詰まった声が聞こえてきた。
- あれから、何時間も経っていたのか、ほんの数分間の出来事だったのか、時間の感覚が分からなくなるほどに、僕の心は切羽詰まっていた。
- さりげなく言ったつもりが、我ながら妙に切羽詰まった調子になっていた。
- ここまでの強硬手段に出たということは、それだけ彼らは切羽詰まっているということだろう。
- 普段はそういう無粋なことをする人ではないので、よほど切羽詰まっているのだろう。