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【堰を切る】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
堰を切る

【読み方】
せきをきる

【意味】
抑えられていた物事が、一気に激しく動き出すこと。

【語源・由来】
川の流れを止めておく「せき」をはずしたために、沢山の川の水が、一度にどっと流れ出すという意味から。

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「堰を切る」の使い方

ともこ
先生が倒れたって聞いて、その後、亡くなったって聞いても実感がわかなかったんだけど、今、御顔を拝見したら、涙が堰を切ったようにあふれてきて止まらないの。
健太
急だったよね。生徒の前では元気そうに振舞っていたけど、かなり前から悪かったらしいよ。
ともこ
とてもいい先生だったわよね。
健太
そうだね。先生だけは勉強をしないで空手一筋の僕を認めてくれていたからね。

「堰を切る」の例文

  1. 今日は、セール初日という事で、開店と同時に大勢の人が堰を切ったようになだれ込んで来た。
  2. 沈黙の後、深い溜め息とともに彼女は堰を切って落としたように語り出したのだった。
  3. それまで胸の底に抑え込んでいた何かが堰を切ってあふれ出しそうだった。
  4. 最初の文章が決まると、堰を切ったように、物語が僕の頭の中からあふれ出した。
  5. 堰を切ったように喉もとへ熱いものがこみあげてきて、目の前の景色がにじんで見えなくなった。