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【袖を絞る】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
袖を絞る

【読み方】
そでをしぼる

【意味】
ひどく涙を流して泣く。

【語源・由来】
絞ることができるほどに、涙で袖がぬれているようすから。

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「袖を絞る」の使い方

健太
昨日、近所のおじいさんが、戦争中の話をしてくれたんだけれども、とてもつらく悲しい話で、話をしているおじいさんも、聞いている僕も袖を絞ったんだよ。
ともこ
戦争を知っている人が少なくなっている中で、健太くんは貴重な話を聞けて良かったわね。その袖を絞った経験を忘れないで、平和のために頑張らないといけないわよね。
健太
そうだね。おじいさんみたいに悲しい思いをずっと抱えて生きていく人が一人もいない世界にしたいね。
ともこ
その通りよ!そのためには、勉強を頑張りましょうね。

「袖を絞る」の例文

  1. 袖を絞る思いで、友人が最愛の母との最期を迎えた日の話を聞いた。
  2. 観客の袖を絞る、しみじみとした名場面。
  3. 映画の途中の袖を絞って、カップルが別れを惜しむ場面までは覚えているんだけど、後は眠ってしまって覚えていない。
  4. とても仲が良いクラスだったので、卒業式の日には、みんなで袖を絞った。
  5. 彼女のつらい過去の話を聞いて、すすり泣く人や、袖を絞る人がたくさんいた。
  6. ストレスがたまった時には、悲しい話の本を読んで思いっきり袖を絞ってすっきりする。



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