【砂原は三里行けば二里戻る】の意味と使い方や例文（語源由来・類義語）

「砂原は三里行けば二里戻る」の意味（語源由来・類義語）

【ことわざ】
砂原は三里行けば二里戻る

【読み方】
すなはらはさんりいけばにりもどる

【意味】
砂地は歩きにくいものだということ。

「砂原は三里行けば二里戻る」という言葉は、砂地を歩くときに進んだと思っている距離よりも実際には少なく進んでいる状況を表すたとえだよ。

へぇ、そういうことか。つまり、たくさん歩いたつもりでも、実際にはあまり進んでないってことやな。砂地を歩くのは大変やから、努力してもなかなか進まないってことやね。

多くの努力をしても、思うように進まないことがあるってことやね。困難な状況での努力の大変さを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
砂原は三里も歩いたつもりなのに実際は一里しか進んでおらず、まるで二里戻ったような気がする意から。

【類義語】
・砂道歩あるくごとし

「砂原は三里行けば二里戻る」の解説

カンタン！解説

「砂原は三里行けば二里戻る」というのはね、砂の上を歩くと、足が沈んでなかなか前に進まないっていうことを言っているんだよ。砂の上を三里（約12km）歩いたつもりでも、実際には一里（約4km）しか進んでいなくて、二里（約8km）も戻ったような気分になるんだ。

たとえば、学校で難しい宿題に取り組んで、一生懸命頑張っても、なかなか解けないことがあるでしょ。それが「砂原は三里行けば二里戻る」っていうことなんだ。頑張っているのに、思うように進まないんだね。

このことわざは、努力してもすぐに結果が出ないことがあるって教えてくれるんだよ。だから、困難なことに直面した時には、根気強く頑張り続けることが大切なんだね。

「砂原は三里行けば二里戻る」の使い方

歩きにくいなー。

砂に足をとられるわね。

砂原は三里行けば二里戻るだ。全然進まない。

山登りの方が楽かもね。

「砂原は三里行けば二里戻る」の例文

1. 地図で見ると近いけど、砂原は三里行けば二里戻るというから予想以上に時間がかかるはずだ。
2. 砂原は三里行けば二里戻るが、アスファルト舗装されている道を歩けば楽ちんだ。
3. 進めど進めど進まない。砂原は三里行けば二里戻るといい、走っても同じで進まない。
4. 砂原は三里行けば二里戻るように、ゴールが近づいて来ない。ここは四輪駆動車でビューンと一飛びしよう。
5. 海と砂浜のコントラストは何とも美しいが、砂原は三里行けば二里戻るように歩きにくいし暑いしはやくここから抜け出したい。