「地団駄を踏む」の意味(語源由来)
【慣用句】
地団駄を踏む
【読み方】
じだんだをふむ
【意味】
悔しさや怒りのあまり、足で地面を激しく踏み鳴らすこと。
なるほど、つまり「めっちゃくちゃ悔しい時に、地面をガンガン踏む」ってことか。
うまくいかんかった時とか、何かに腹が立った時に、その気持ちを地団駄を踏むことで表現するんやな。これは、人がどれだけ感情が強いかを表してる言葉やね。
【語源・由来】
「地団駄」は「地踏鞴」(足で踏んで風を送る大きな鞴)が変化したもの。
【スポンサーリンク】
「地団駄を踏む」の解説
カンタン!解説
「地団駄を踏む」っていう表現はね、すごく悔しかったり、怒ったりして、ガンガン地面を踏んづけるっていう意味だよ。
「地団駄」っていうのは、足で地面を強く踏むことを指していて、「踏む」はそのまま、足で踏むってことなんだ。
例えばね、ゲームで負けちゃった時に「もう!悔しい!」って言いながら、バンバン足で床を踏んだりすることを「地団駄を踏む」って言うんだよ。
この表現は、自分の気持ちがすごく高ぶっていて、その感情をその場で表現している様子を表しているんだ。悔しい時や怒っている時に、自分の気持ちを外に出すために、強く地面を踏むっていう感じ。
だから、「地団駄を踏む」っていうのは、感情が高ぶっている時に使う表現で、その人がどれだけ感情を強く感じているかを表している言葉なんだよ。
「地団駄を踏む」の使い方
ともこちゃん。約束していた漫画を借りたいんだけど、良いかな?
ああ、あれね。妹が、ぐしゃぐしゃにしてしまって、読めなくなったのよね。
ええー。僕は地団駄を踏むほど悔しいよ。楽しみにしていたのに―。
そんな。地団駄を踏まれても・・・。私だって、ぐしゃぐしゃにされて悲しいんだから。
【スポンサーリンク】
「地団駄を踏む」の例文
- 彼女の様子は、まるで地団駄を踏もうとしているかのようで、眼にはじんわり涙が浮かんでいた。
- 自分がついていながらみすみす二人とはぐれ、見失うとは地団駄を踏む思いだった。
朝、隣の家から小さな足が地団駄を踏む音がして、聞き慣れた声が響きわたり、私は目を覚ました。 - 君が地団駄を踏むほど彼の消息を知りたがっていることは知っているが、世の中知らないほうが良いこともある。
- 小説を読んでいて、予想していたトリックと違うトリックだとわかった時、地団駄を踏みたくなる。
- 地団駄を踏んで悔しがったが、今となってはどうしようもできないことだった。
「地団駄を踏む」の文学作品などの用例
彼は地団駄を踏む思いで、天とは何だと考える。天は何を見ているのだ。(中島敦の弟子より)
自分の思い通りにならなかった時や、何かに失敗した時に使われる表現だね。