「愛想を尽かす」の意味
【慣用句】
愛想を尽かす
【読み方】
あいそをつかす
【意味】
あきれて好意や親愛の情をなくす。見限る。
「愛想を尽かす」という表現は、以前はあった好意や信頼がなくなる、もしくはその人に対する信頼を完全に失ってしまうことを指すんだ。
つまり、「もう好きじゃなくなる」や「信じられへん」って気持ちになるってことやな。
一度は好かれてたり信じられてたりした人を、もう見捨てる、見限るって感じやな。
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「愛想を尽かす」の解説
カンタン!解説
「愛想を尽かす」っていうことわざはね、簡単に言うと、友達とかに対する好意や信頼感を全部使い果たしてしまって、もうその人に対して何も感じられなくなるっていうことだよ。
たとえば、友達が何度も約束を破ったり、悪いことをしてきたら、いつかはその友達に対する気持ちもなくなってしまうよね。それが「愛想を尽かす」っていうことわざの意味だよ。
「愛想(あいそ)」っていうのは、人に接するときの優しい態度や、人に対する好意とか信頼感のことを言うんだ。「尽かす」っていうのは、全部使い果たしてしまう、もう何も残らないっていう意味だよ。だから、この二つの言葉が組み合わさって、「愛想を尽かす」っていう表現になるんだね。
「愛想を尽かす」の使い方
ともこちゃん、ちょっと今日の宿題を写させてくれないかな?
健太くん。いつもいつもそんなことをお願いに来るから、しまいには健太くんに愛想を尽かしてしまうわよ。
ええー。そんなこわい事言わないでよ。
そう思うならば、自分のためにも宿題は自分でやってね。
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「愛想を尽かす」の例文
- このお見合いが破談になったら、僕は父に顔むけ出来なくなり、僕は愛想を尽かされて父の事業は弟が受けつぐ事になる。
- 私は、そんな女心に愛想を尽かしてしまう前に、自分に愛想を尽かしましたが、思えばばかな男だったのです。
- 彼は何でもないことで怒鳴り出し、いつも神経がぴりぴりしているようだったので、彼は彼の母親になついていたが、彼女の方で彼に愛想を尽かすことがあった。
- 姑はなんでもかんでも、自分の言う通りするべしと言うので、嫁の方ではじめから姑に愛想を尽かしていたからである。
- 私はあなたに軽蔑され、愛想を尽かされることをずっと恐れておりました。