「足を向ける」の意味
【慣用句】
足を向ける
【読み方】
あしをむける
【意味】
ある方向へ向かうこと。
「足を向ける」という表現は、特定の方向や場所へ進む、つまり、ある目的地に向かって行くという意味があるんだよ。
つまり、「あっちに行く」ってことやな。
自分の足を特定の方向に向けて進む、つまりは目指す場所や目的地に向かって行くって意味やな。
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「足を向ける」の解説
カンタン!解説
「足を向ける」っていう表現は、文字通り自分の足が向いている方向に行く、つまりその方向に進むことを意味するんだよ。これは自然に考えれば理解できるよね。
でも、これが比喩的に使われるときもあるんだ。それは「心や関心が向く」という意味で使われることが多いんだよ。たとえば、「彼は音楽に足を向けている」なんて言うときは、その人が音楽に強く興味を持ち、その道に進むつもりである、またはその方向にエネルギーを投入していることを表しているんだ。
このように、「足を向ける」は直訳すると物理的な動きを表すけれど、もっと広い意味で、関心やエネルギーが向いている方向を指すこともあるんだよ。
「足を向ける」の使い方
健太くんは、もう、この町に新しくできた博物館に足を向けてみた?
まだなんだ。僕は、ああいった学問に関する建物には足が向かないんだよね。
へえ。それはもったいないわ。あそこには恐竜の化石がたくさんあって、とてもダイナミックで一日中見ていても飽きないわよ。
へえ、本当?それはおもしろそうだね。ぜひ足を向けないといけないなあ。
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「足を向ける」の例文
- 僕と彼の二人は、ぶらぶらと駅前の交差点へ向かって足を向け、とりとめのない会話をしたのである。
- 僕は、何気なく左手のギリシャ・ローマ時代の美術が展示してあるフロアに足を向けた。
- 警察官によると、ひき逃げの犯人の車の損傷がどんな程度の物かわからないが、修理工場に足を向けてくれれば、逮捕できる可能性があるという話だった。
- 彼女と相談した結果、レストランで食事をしてから、近くにある動物園に足を向けることにした。
- この建物のだいたいの場所を知っていたが、実際に足を向けるのは初めてのことだ。