【慣用句】
猫の子一匹いない
【読み方】
ねこのこいっぴきいない
【意味】
全く人影のないようす。
【語源由来】
子猫の一匹でもいればまだいいものの、それすらいないということ。
【類義語】
・鼠に引かれそう
・人っ子一人いない
【スポンサーリンク】
「猫の子一匹いない」の使い方
ともこちゃん、夜中の学校って怖いね、猫の子一匹いないよ。
そりゃそうよ。私たちが居ることがおかしいのよ。だいたい、なんで宿題を学校に置き忘れた健太くんに付き合って、私も夜中の学校に侵入しないといけないのよ。
ともこちゃん。そんなに怒らないで。
もう、絶対にケーキを20個買う約束を忘れないでよね。
「猫の子一匹いない」の例文
- 試合のない日の競技場やその周辺は、猫の子一匹いない静かさで閑散としている。
- 路地の端にまで人気に満ちていた通りに、今は人影はおろか猫の子一匹いない。
- 日は暮れかかっていて、辺りには猫の子一匹いないし、行動し始めるなら今がチャンスだ。
- 誰がやったにしろ、鍵が開いている部屋に忍び込むのは、時間もかからなかったのだろうし、猫の子一匹いない夜に、星がまたたいているだけで、誰も目撃していない。
- 道に迷ったので、辺りを見回して見たが、猫の子一匹いないので、道を聞くこともできないから困ってしまった。