「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【猫を被る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

猫を被る

【慣用句】
猫を被る

【使い方】
ねこをかぶる

【意味】
本心を包み隠して、上辺だけ穏やかでおとなしそうにとりつくろうこと。

【語源由来】
おとなしい猫のように、本当の自分をかくして、おとなしくしていることから。

【類義語】
・借りてきた猫
・知らぬかんぴょう猫の糞

【対義語】
・馬脚を現す
・化けの皮がはがれる

【スポンサーリンク】

「猫を被る」の使い方

健太
ともこちゃんは、僕の前ではけっこう怖いのに、先生の前では猫を被ってニコニコしているよね。
ともこ
あら、健太くん。こんなにやさしい私に、そんなことをいうの?もう二度と宿題を見せてあげないわ。
健太
ともこちゃん・・・。笑いながら怒っているから、余計に怖いよ。
ともこ
健太くん、絶対に許しませーん。

「猫を被る」の例文

  1. やんちゃで、粗暴な妹だったけれども、なぜか母の前では猫を被っていた。
  2. 表面は、猫を被って愛想がいいが、心の奥底に悪意をのぞかせている顔つきだった。
  3. 今日は授業参観だから、いつも授業中にさわいでいる健太くんが、猫を被って静かにしている。
  4. 健太くんは、普段、俺というが、猫を被るときには僕という。
  5. 今日のともこちゃんを見ていると、先日、会ったともこちゃんは猫を被っていた仮の姿だったらしい。
  6. あの夫婦は、双方が猫を被っている張りぼての夫婦だったが、時間がたつにつれ、本物らしくなってきた。

【注意!】間違った例文

❌「ともこちゃんは、いつも猫を被っていて、おだやかな性格だ。」

この使い方は間違い。「猫を被る」は、よい意味では使わないので注意。
スポンサーリンク

Twitterで毎日ことわざクイズを配信♪




ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪