【慣用句】
猫を被る
【使い方】
ねこをかぶる
【意味】
もともとの性質を隠して、人の前ではおとなしそうにふるまう。
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「猫を被る」の使い方

ともこちゃんは、僕の前ではけっこう怖いのに、先生の前では猫を被ってニコニコしているよね。

あら、健太くん。こんなにやさしい私に、そんなことをいうの?もう二度と宿題を見せてあげないわ。

ともこちゃん・・・。笑いながら怒っているから、余計に怖いよ。

健太くん、絶対に許しませーん。
「猫を被る」の例文
- やんちゃで、粗暴な妹だったけれども、なぜか母の前では猫を被っていた。
- 表面は、猫を被って愛想がいいが、心の奥底に悪意をのぞかせている顔つきだった。
- 健太くんは、普段、俺というが、猫を被るときには僕という。
- 今日のともこちゃんを見ていると、先日、会ったともこちゃんは猫を被っていた仮の姿だったらしい。
- あの夫婦は、双方が猫を被っている張りぼての夫婦だったが、時間がたつにつれ、本物らしくなってきた。