「虎の子」の意味
【慣用句】
虎の子
【読み方】
とらのこ
【意味】
大事にして手離さないもの。
そうかいな。つまり、「虎の子」っていうのは、めっちゃ大切にしているものや秘蔵の品のことを言うんやな。虎が自分の子を大事にするように、人も特別な物や大切なものを「虎の子」と呼ぶわけやね。
たとえば、家族に伝わる宝物や、自分にとって特別な意味を持つ品物なんかがそうやな。大事なものを大切にする心って大切やね。それぞれにとっての「虎の子」があるんやな。
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「虎の子」の解説
カンタン!解説
「虎の子」という言葉は、虎が自分の子どもを非常に大切にするという性質から来ていて、非常に大事にして手放したくないものや、秘蔵の貴重なものを指すために使われるんだよ。
この表現は、たとえば、人が特に大切にしているお金や財産、または他の重要な物やアイデアなどを指す時に使われるよ。例えば、家族に代々受け継がれる大切な宝石や、企業の重要な秘密などを「虎の子」と表現することがあるんだ。
「虎の子」という言葉は、そのものが持ち主にとって非常に価値があり、決して失いたくないという強い感情を表しているんだね。だから、何かを「虎の子」と呼ぶ時は、それが非常に大切で、手放すことができないほど価値のあるものであることを意味しているんだよ。
「虎の子」の使い方
健太くんは、虎の子のように大事にしているものってあるの?
僕は、尊敬する空手家にもらったサインが虎の子なんだ。災害時には迅速に持ち出せるように枕の下に置いてあるんだ。
へえ。それは、せっかくの虎の子が曲がったり、よだれがついたりしそうだけど大丈夫なのかしら?
それは心配しないで。ラミネート加工してしっかり守ってあるから。
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「虎の子」の例文
- 入院している間に虎の子のバラを枯らしてしまって、病気になったことよりもショックだった。
- 虎の子の百万円を振り込め詐欺でだまし取られたので、絶対犯人を捕まえてやると意気込んでいる。
- 虎の子として育てていた部下が、いつの間にか強大な虎に成長していて、ライバル会社に引き抜かれることを恐れる日が来るとは予想だにしなかった。
- 夫が残してくれた虎の子の三千万円は、私のお守りのようなものだから絶対に手を付けたくないの。
- もし本当に私の体調不良の原因が、がんだったら、虎の子の定期預金を解約しないといけない。
本来は虎が自分の子どもを非常に大切にすることから来ている表現で、人間が大切にしている財産や重要な物品、または感情的にも大切に思っているものを指して使われるんだね。